季里は大学を受けました
自分のブログで、正式発表するでしょうが、水淵季里は、西東京文理大を受験しました。
季里に、このまま永遠の女子高生を続けさせるかどうかについては、本人とさんざっぱら討論したのですが、本人の希望で、自分のブログでは、歳を取っていきたい――と言うので、きくことにしました。
私がこれから、どれくらい、季里の物語を書けるのかは分かりません。けれど、折りに触れて、企画を出していきますし、最低でも、未完になっている「神の冬 花の春」は、完成させなければなりません。
まあ……季里を書き続けていなければ(書ける場があるとして、ですね)、私はもうちょっと楽な道を歩めたかもしれないのです。
けれど、私と季里との出逢いがなければ、私はとっくに小説家を辞めていた。これも、事実かと思います。
どうすることが、季里にとっていちばん幸せな道なのかは、これからも、季里と話し合ってみなければなりません。
ですが、1人でも、季里のことを思っている人がいる限り、私は、諦めないつもりです。
なんか最近、こういうことを考えていると、宗教入ってるな、と思います。
宗教と違うのは、宗教ならあっという間に本が書けるだろうなあ……と思うんですがね(同時に、売れるかもしれませんが、まあそんなことを考えるのかは、ゲスですが)。
とにかく、季里は間もなく、大学生になるか、第三の人生を歩むことになるでしょう。
私は、彼女の声を聴くだけです。