ボールペン
小説家というのは、端から見ているよりも、筆記具を使うものでして、日々、理想の筆記具を求めています。
いままで、水性あるいはゲルのボールペンを使っていたのですが、最近は油性ボールペンが使えるようになって、いろいろ試しているところです。
油性ボールペン(なのかな? ゲルかな?)では、パイロットのフリクションが、いちばん便利です。あくまで「便利」の話です。フリクションは、「消せるボールペン」として知られていますが、ほんと、見事にきれいに消えて、その上からも書けます。マイナス何十度だか以下に髪を冷やすと浮き上がるらしいのですが、アラスカにでも行かなければ、関係ありませんね。
書き味は、やや引っかかる感じがして、あとインクの消費量が多いので、そこはちょっと注意点ですが、とにかく消せるのは、私のように誤字の多い人間にはもってこいです。
では、書き味はどうか、と言いますと、これは Uni の Jetstreamに尽きます。とにかくなめらかで、引っ掛かりがないんですね。
ちょっと前までは、ボールぺんてるを愛用していたのですが、最近、書く文字が小さくなったので、太い文字が必要なときだけ使っています。
わがままなものですね。
とにかく、フリクションの消える文字は、感動的です。余裕があったら、お試し下さい。