うらそえ日記

奇談小説家・早見慎司(早見裕司)の公式ブログです。
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ボールペン

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     小説家というのは、端から見ているよりも、筆記具を使うものでして、日々、理想の筆記具を求めています。

     いままで、水性あるいはゲルのボールペンを使っていたのですが、最近は油性ボールペンが使えるようになって、いろいろ試しているところです。

     油性ボールペン(なのかな? ゲルかな?)では、パイロットのフリクションが、いちばん便利です。あくまで「便利」の話です。フリクションは、「消せるボールペン」として知られていますが、ほんと、見事にきれいに消えて、その上からも書けます。マイナス何十度だか以下に髪を冷やすと浮き上がるらしいのですが、アラスカにでも行かなければ、関係ありませんね。

     書き味は、やや引っかかる感じがして、あとインクの消費量が多いので、そこはちょっと注意点ですが、とにかく消せるのは、私のように誤字の多い人間にはもってこいです。

     では、書き味はどうか、と言いますと、これは Uni の Jetstreamに尽きます。とにかくなめらかで、引っ掛かりがないんですね。

     

     ちょっと前までは、ボールぺんてるを愛用していたのですが、最近、書く文字が小さくなったので、太い文字が必要なときだけ使っています。

     わがままなものですね。

     

     とにかく、フリクションの消える文字は、感動的です。余裕があったら、お試し下さい。

     

     

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    人それぞれの忙しさ

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       夏近し 人それぞれの忙しさ

       なんでも、「人それぞれの忙しさ」をつけると、川柳か俳句になるような気がします。「古池や 人それぞれの忙しさ」、とかね。

       というわけで、このところ、筆が滞っていたのは、ひょっとするとシナリオを書いたせいかもしれません。

       世の中には、小中千昭さんのように、脚本を書かせても、小説を書かせても一流、という人がいらっしゃいますので、一概には言えないのですが、私の場合、シナリオと小説は、脳の別の所を使うらしく、長く一方をやっていると、切り替えに時間がかかることがありました。

       その上で、小説専業(「少女ヒーロー読本」もありますが、あれはまあ、ね)を選んだのは、シナリオの仕事は体に悪いからです。特に私の場合、いきなりシリーズ構成をやったのと、ネット雀を受け流す心の広さがなかったので、終わった頃には、心身がぼろぼろになっていました。

       その小説も、ここの所、滞っていますが、水面下では遅いながらも少しずつ進めていますので、長い目で見てやって下さい。

       この2,3年、実にいろいろなことがあって、一時は小説家廃業に追い込まれそうになりましたが、やはり私は、小説が好きですし、執着もあるので、あとしばらくは小説で頑張りたいと思います。

       あまり細かいことを書くと、ぼろが出るので、まあ、頑張ってます、というところで。

       

      【ご注意】このエントリーには、数か所の空白が入っていますが、これは私のほうではどうにもならない問題のようです。申しわけありません。

       

       

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      パソコン帰還

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         修理に出していたパソコンが、帰ってきました。

         結局、症状に再現性がなく、ただ、常駐ソフトがひとつ、キーとマウスの邪魔をしている、というので、それを削除して終わりです。修理代はそれほどかからず、ほとんどが送料だけ、という感じになりました。

         一週間ぶりに帰ってきたパソコンは、2,3の設定の問題があるだけで、無事に動いてくれています。心当たりがないわけではないのですが、とりあえず、常駐ソフトをできる限り、外してみています。

         それにしても、同じWindows 7 で、ノートパソコンのほうではATOKが使えて、こちらでは使えない、というのは釈然としませんが、言っても詮なきことかな、とも思っています。パソコンはいきものですからね。

         このデスクトップパソコンが、一年でも一日でも長生きしてくれるのを、祈るだけです。

         

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