うらそえ日記

奇談小説家・早見慎司(早見裕司)の公式ブログです。
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貴船神社

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     私が中学か高校の頃まで、青森市内から浅虫方向へ行ったところに、貴船神社という小高い山がありました。
     これは、源義経が逃げ延びて、北海道まで行ったとされる道道にある中でも大きめのほうで、私は市街地の正反対に住んでいたのですが、まだ若かったので、自転車を飛ばして、夕暮れの海を何度も見に行きました。
     今も、あるんですかねえ……。
     青森の海からは、私はいろいろなことを学びました。溺れるというのはどういうことなのか、とか、海は本当に金色に光るものだ、とか……。
     あの海は、まだ残っていますか?

     ……というようなことを、数年前、「東奥日報」に書いたのですが、何か、私の中の黒ハヤミが発動してしまったらしく、文章は惨憺たる代物になってしまいました。
     青森の友人や読者の皆さん、ごめんなさい。あれは失礼な文章でした。
    日常 | permalink | comments(0) | -

    THE LONG GOODBYE(OST:IMPORT)

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       気がついたら、ブログも間が空いてしまいましたが、私はそこそこ元気です。仕事で、事件の年表を作るために、人物の履歴を作らないといけませんで、これがむちゃくちゃ難しい、というようなことなんですけど……。

       表題の件ですが、CD、入手しました。いい感じです。オーディオ的には、ご不満の多い方もいらっしゃるとは思うのですが。噂では、1000枚限定とも言われていますが、塔記録sで、あっさり買えました。

       まだ、仕事の作業は続きます。長い目で見ていただければ幸いです。
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      人はAmazonのみに生きるにあらず

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         10月7日に、映画「ロング・グッドバイ」の日本語吹き替え版DVDが出るというので小躍りしていたわけですが、Amazonでふと見たら、オリジナルサウンドトラックが出ています。この映画の2割〜3割ぐらいは、ジョン・ウィリアムズの音楽によるものなので、買おうか、と思ったら、2点しか出ていなくて、それぞれ5800円強、1万円強(! いずれも送料別)となっております。いくら好きな映画とはいえ、住む世界が違います。
         すごすごとAmazonを立ち去ったのですが、半日ぐらいして、やっぱり清水の舞台から飛び降りようか、などと思いながら、ふと気がついたのが、輸入盤だということ。これは、タワーレコードがあるじゃないか、と思って検索してみると、3663円(送料なし)。これなら、国内で普通にCDを買うのとそう変わりません。
         というわけで、タワーレコードに発注しました。Amazonばかりが商売をしているわけではない、ってことですね。
         「ロング・グッドバイ」のサントラは、先に言った通りのジョン・ウィリアムズがまだルーカスたちの代表になる前のもので、ブルースのメロディが、一曲だけ。それを、田舎の葬式の音楽だとか、フィリップ・マーロウ(エリオット・グールド)が乗ったタクシーのカーステレオからけだるいジャズヴォーカルで流れてくるとか、手を変え品を変え、くり返していく、という凝ったものです。
         とにかく、映画を観たら、一生忘れないような音楽ですので、私は一押しなのであります。
         ……今月の財布は大丈夫かなあ。

         
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