「時代劇は死なず! 完全版」(河出文庫)や「役者は一日にして成らず」(小学館)などで活躍中の、映画史/時代劇研究家の春日太一さんが、沖縄国際映画祭(なんかおどけた名前に改名したようですが、面倒なのでこのままで)に参加するために沖縄に来られたんですが、「ひとりぼっちだと淋しい……」のようなことをおっしゃっていたので、ちょうど休みが重なることもあって、きのう、土曜日一日を、沖縄観光につきあってきました。
沖縄のスポットを見て回るには、観光ハイヤーが一番でして、前にも利用した
沖東交通グループの車を頼んで、後は、春日さんが城マニアなので、グスク(城跡で聖地)を夕方までめぐって、沖縄を満喫してもらいました。
春日太一さんという人は、みんなに好かれやすい人なのですが、その秘密が、ちょっと分かったような気がします。秘密なので、内緒(笑)。
幸い、前の日までくもりときどき雨だったのですが、春日さんの行ないがよほどよかったとみえて、ちょうどいいぐらいの晴れになり、グスクは中城城址、勝連城址、座喜味城址、あと、海がきれいに見える絶景のスポットを運転手さんが次々に案内して下さって、まあ春日さんの喜ぶことと言ったら……。
今度見えたときには、南部をご案内しようか、と思います。
私個人も、最近、海やグスクを見に行く機会がなかったので、いい休日になりました。