うらそえ日記

奇談小説家・早見慎司(早見裕司)の公式ブログです。
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ラジオは現在の物

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    私は、生活のサイクル上、だいたい0時頃には寝ないといけないんですが(不眠症なので)、おなじみのJunk、ミュージック・ナビは、それを聴いていたら、完全に生活のサイクルが破綻するので、手軽にとれるラジカセがないかなあ……と捜していたんですが、いまの世の中、ラジカセってないんですよね。
     で、どうしようか考えながら検索をしているうちに、気がつきました。いまはラジカセじゃない、ICレコーダのラジオだ、と。
     それまで、記録媒体はカセットテープと決めこんでいたのだから、いやはや、時代錯誤もはなはだしい。とりあえず、クレジットの締め日を待って、発注する予定です。
     ネットで買うには、ちょっと躊躇する値段ですが、近所には評判の悪い某量販店しか、ないのでね……(実際、悪かった)
     ラジオの存続について、二、三の噂を聴きましたが、私は、ライフラインを護るためには、アナログのラジオが必須だ、と考えているのですが、どんなもんでしょう。


     
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    「古書ミステリー倶楽部」4刷

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      拙作「終夜図書館」が載っている、「古書ミステリー倶楽部」(光文社文庫)が、8月10日付で、4刷を重ねることになりました。単著ではないので、私の力、ということもないでしょうが(何しろ顔ぶれが豪華すぎる)、4刷ともなると、ほんのちょっとは、私の力もほんの少しはあったのかな……などと、大それたことを思っています。
       この「古書ミステリー倶楽部」は、特に大きな宣伝を打ったものでもないようですが、これだけの部数を出せたのは、編者:新保博久さんの目によるものだと思います。その新保さんは、ツイッターで「終夜図書館」は「隠し玉」だ、と言っていまして、つまり隠れた作品だった、ということですので、すなおに、新保さん、ありがとうございます。
       しかし、4刷ですか。まだ、世の中捨てたもんじゃないですね。読んで下さった皆さま、どうもありがとうございます。これから読もうかな、という方、早見の作品はおいておいて、クオリティは抜群です。ぜひどうぞ。
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      「必殺2014」

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        ということで、ハリウッド版「GODZILLA」はいいとして、……いや、実際にいいんです。もっと異論が出てもいいぐらい、満足度が高かったわけですが、それはさておき、「必殺2014」です。
         映像は、すごくいいというわけではないですが、良かったと思いますし(工藤栄一的ではない、というご指摘もあるかと思いますが、あれは個人技みたいなものですから……)、話も、私にとっては、悪い話ではありません。
         じゃあ文句がないかというと、長い。このレベルの話を、旧「必殺」は、1時間1話に凝縮していました。その凝縮力こそが、「必殺」の力だった、と思うんですね。
         それが、2時間SPということで、筋がばらけてしまった、と思います。
         見たドラマの評価を、見た直後に挙げるのは、いいことではありませんが、このままだと、「GODZILLA」だけではなく、「必殺」も、海外に取られてしまいますよ、ってことです。まあ、「レオン」とか「ニキータ」とか、あることにはあるんですが。
         
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