きょう、見本が届きました。「80年代アイドルカルチャーガイド」(洋泉社・1500円+税)。私が書いたのは、『禁じられたマリコ』についてだけですが、編集上のミスで、P95の冒頭、よけいな2行が混入しています。申しわけありません。
本としては、「手にとって、見て、買って下さい」というところでしょうか。何しろ1500円を超える値段なので、迂闊には勧められないのです。ただ、サエキけんぞうさんや武部聡志さん、尾崎亜美さんなどのインタビューが載っているのは、貴重だ、と言えるでしょうね。
その他の記事も、ヴォリュームの割りにはかなり深い所に切り込んでいるものもありますが、それは私個人の感想ですし、やはり、「手にとって、見てから、買って下さい」と言うしかありません。
ただ、『夕焼けTV番長』を読まれた方には、『禁じられたマリコ』についてはあの本の半分ぐらいしか書けませんでした、とお詫びをしておきます。それでも、この本で見開き2Pをいただけたのは、他に比べていい待遇だ、とは思います。『スケバン刑事』から『花のあすか組!』に至る東映少女アクション5作も、見開き2Pですし。
あと、映像ではなく、あくまでアイドル主体の本ですので、音楽に関する記事が多く載っています。そこはいいところだ、と思います。
なんだかすっきりしない紹介になってしまいましたが、ほんと、こういう本をどう読むかは、小説以上にデリケートなんで、この辺で勘弁して下さい。