うらそえ日記

奇談小説家・早見慎司(早見裕司)の公式ブログです。
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大林宣彦監督死去

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     昨日、大林宣彦監督が、亡くなりました。

     私は、監督の劇場デビュー作「HOUSE ハウス」を見て、作家を志したという経緯があり(この辺は、「少女ヒーロー読本」に書きました)、創作の精神的支柱として、いつも頭の中には大林映画があったので、それを失ってしまったのは、大きな損失です。

     冷静に考えると、監督はもう80を過ぎていらっしゃいましたし、末期ガンであることは、誰もが知っていました。また、「海辺の映画館〜シネマの玉手箱」という傑作(だと想像しています)を残して亡くなったことは、奇跡に近い真実だ、とも思います。世の中の映画監督を見ると、鈴木清順監督(遺作「オペレッタ狸御殿」)や南部陽一監督(遺作「新・唐獅子株式会社」。ただしこれは、監督がクランクイン一週間後に亡くなっている)のように、必ずしも遺作が傑作になるとは限りません。

     それでも、私は……空しい。

     いま、デリケートな状態にいますので、喪が明けたら、何か大林宣彦監督の作品について書けるかもしれません。いまはただ、残された者の無念さを、かみしめています。

     

     

     

     

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