うらそえ日記

奇談小説家・早見慎司(早見裕司)の公式ブログです。
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     早見慎司名義で出ているKindle本には、もうひとつ、長編があります。「世界戦の上で一服」です。300円かな。

     この作品は、当初、設定がありませんでした。ヒロインのエリスが形になって、急に書けるようになりました。

     もやもやとした案はあったのですが、形にならず、1ヶ月ぐらい煩悶していたのが、川原由美子さんの新作「PARK」という読み切り漫画を読んでいたら、ふいに形になって、一日に80枚ほど書けました。三分の一ですね。

     なんだかんだで、正味10日ぐらいで、初稿はできました。最速記録です。

     

     なんというか、東京散策、みたいなものが書きたかったのですが、その面から見れば、その通りだと思います。

     昼の世界(現実の世界)、夜の世界(虚構の世界)、黄昏の世界(昼と夜との緩衝地帯)、という世界の設定が、なんというか「意識の高い人」には、カンに障ったようで、一が嫌いなら十が嫌い、という感じの書評がいくつか出ました。嫌いは嫌いでいいんですが、問題は、それがことごとく、内容を読解できていなかったことで、例えば、「主人公はもちろん、敵の亜影王も作者の分身だろうが」、というのをかなり著名な方が書いていらっしゃいましたが、どうして、エリスが作者の分身でないのか、私には、ちっとも分かりません。そんな小学生レベルの読解力で、よく物書きをやっていられるものだ、と思います。

     まあ、そんなわけで、「日本幻想作家事典」で取り上げられて、ようやく書いてあることがやっと分かっていただけた作品ですが、たぶん、私の怒りも「作者の分身」なのでしょうから、気になる方は、読まないほうがいいか、と思います。

     まるでアピールになっていませんが、私がかなりアグレッシブだった時代の産物です。

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