うらそえ日記

奇談小説家・早見慎司(早見裕司)の公式ブログです。
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西条北中合唱部に栄えあれ♪

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     気がついたら、NコンことNHK学校音楽コンクールが始まっていて、高校の部は完全に見逃したのですが、中学の部は、録画しながら見ました。

     いつも言っていることですが、いまの中学生はうまい。いずれ劣らぬ技術を持っています。その中での採点は、むずかしいことでしょう。

     結果、賞には届かなかったのですが、私としては、西条市立西条北中学に、一票を投じたい、と思います。主な理由は、三善晃の曲を歌ってくれたから。

     「作詞:高田敏子、作曲:三善晃」と司会が読んだ時、「おっ、『五つの童画』か?」と興奮したのですが、よりによって、『嫁ぐ娘に』を歌ってくれるとは。この曲、楽譜を見ると分かるように、六部合唱で変拍子が多い。しかも内容が、女手ひとつで育ててきた娘を嫁に出す母の心情を歌ったもので、これもハードルが高いとも言えます。

     ただ、中学生だから母親の気持ちがわからないか、と言ったら、日本史が成り立たないわけで、私が少女主観の小説を書けない、ということにもつながりましょう。中学生でも、すでに母親のかけらみたいなものは、誰もが持つことは可能で、ただ、そこでバイアスがかかってなかったか、というのは深読みだから避けるとして、とにかく、中学生が歌う母、というのもあってもいい、と私は思いますので、その世界へ果敢に切り込んでいった西条北中には、大いに拍手をしたいと思います。

     もし、ここを読んでいる方の中に、西条北中の関係者がいらっしゃったら、私のような一合唱ファンが、賛辞を送っていた、とお伝え下さい。立派でした。

     しかしこうなると、高校の部では、どんな自由曲が歌われていたのか、気になりますね。これ、NHKにも責任あると思います。合唱というから、文化の日前後だ、とつい思ってしまうじゃないですか。体育の日を囲む三連休にやろうとは。いえ、ただの愚痴ですから忘れて下さい。

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