風になりたい
ごく最近、沢田聖子さんに「風になりたい」という曲があるらしいことがわかりました。
「風になりたい」というと、THE BOOM が有名だと思うのですが、はるか昔、フォーライフレコードから、新人の川村ゆう子という人が、やはり「風になりたい」という曲でデビューした(詩・曲は吉田拓郎)のを思い出して、これは……というので、JASRACのデータベースで調べてみると、出るわ出るわ、何十曲という「風になりたい」が発見できました。
だから何? と言われると、私も困るのですが、音楽のタイトルには著作権がないため、同じタイトルの曲は、存外、あります。
小説のタイトルにも、著作権はないはずなんですが(この辺、やや曖昧)、実際には、ドラマ「人間失格」が、太宰治の遺族から抗議をくらって、「人間・失格」になったといういきさつがあります。
だったら、例えば「恋」とか(小池真理子さんにありますね)「人生」(これはないかな?)とかいうタイトルで、駄作の短編をわさわさと量産しておいたら、どうなるんだろう、という疑問が、私にはあります。
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この記事に対するコメント
文庫化された「あしたも友だち となりのウチナーンチュ」を読ませていただき、まさかのある人物の登場に、「夏街道(サマーロード)読もう」、と明日から再び読み始める。
ここだけの話、季里で映画を撮る、という話がちょっとあったのですが、資料としてつみきみほの写真集を見せた所、「これは難しいですねえ……」というので、そのままになったことがあります。つみきみほの前につみきみほがいたかどうかは知らないんですが、つみきみほの後には、つみきみほはいませんね……。