うらそえ日記

奇談小説家・早見慎司(早見裕司)の公式ブログです。
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落語

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     アクセス解析をかけてみたのですが、「猫の皿」がどんどん検索されていて、あらまあ、と思いました。

     「猫の皿」は粋な噺だ、と、私は思うのですが、この粋という感覚が、今の芸人にはあまり共有されている感覚ではないのかな、と思います。

     ただ、古典落語の衰退とともに、時代は新しい笑いの形を欲していて、そこに萩本欽一の入る余地があった……って何十年前の話だよ。とにかく、落語はいったんは衰退した、と思います。そして、理由はものすごく長くなるので割愛させていただきたいのですが、古典落語にも、「俺の噺を聴かないのは莫迦だ」という流れがあったことも、私は知っています。

     古典の古典たる品格と、現代でも笑ってもらえる笑いの要素の(いや、圓朝の怪談とかは別ですけどね)両輪が回っていないと、うまいこと進んでいかないんじゃないかと思います。

     私が子供の頃には、TVで毎日のように落語をやっていて、これが大笑いしたんですよね。その頃といまと、どこが違うのか私にもわからないんですが、そうですね……古典落語って、存外面白いものですよ。まだ、伝統芸能に入れるのは惜しいです。

     

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