うらそえ日記

奇談小説家・早見慎司(早見裕司)の公式ブログです。
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あけましておめでとうございます。2024.1.2

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     遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

     まる1年少し、本が出ていないので、早見も、もう終わったか──と思っている方も多いかと思いますが、昨年は、ざっと4冊分ぐらいの原稿を書いています。

     おそらくですが、今年の後半から来年にかけて、結果が見えてくる、と思います。早見の古い読者の方なら、1年ぐらい本が出ないのは当たり前のことだと思いますが、その原因の解決も考えながら、今年1年は、いろいろがんばってみよう、と思いますので、結果は随時、ここでお知らせしていきます。

     

     それと、サイトのトップページが、例年、正月には上下を着た猫になるのですが、サイトの再構築に失敗しまして、そのままになってしまっています。真に申しわけありません。

     なんだか、元日から慌ただしい一年で、先が思いやられますが、どうか、生暖かく美馬もっといただければ幸いです。

     末筆ながら、皆様、よいお年をお迎えください。

     

     2024.1.1 早見慎司拝

     

     

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    小説歴35年、新作予定なし

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      「父ちゃん、もう3ヶ月近く空白ですが、大丈夫ですか」

      「大丈夫かどうかは知らないが、完結して現在推敲中のが1本、いまは2本目のネタ出しをしていまうs」

      「でもそれ、出るか出ないか分からないんですよね」

      「もう、いいのよ。それは」

      「いい、と言いますと」

      「いま書いている作品は、新人賞に出すんだけど、落ちたら落ちたで、まあいいのよ」

      「父ちゃんの逆ギレは、読みづらいですね」

      「とにかくいまは、書きたいものを書きたいように書こうとしているので、メジャーブルーとかにはならないわけなのね。とにかくは、自己中心的にがんばらせてくれい」

      「がんばるって……ワナビみたいじゃないですか」

      「別にそれでもいいよ。35年書いてきたんだから、干されたら干されたまでのことよ。ただ、落とした編集者と、私をあざ笑うヒトには……」

      「何するですか」

      「お前ら、この先一生、いい歯医者に出会いませんように」

      「それは地味に嫌ですね」

       

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      まだ何も決定していない次回作予告

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        「父ちゃんです。最近はFNS歌謡祭のAimer の録画を見ながら、次回作に取り組んでいるところです」

        「アシスタントのブー吉です。Aimer、いいですか」

        「いいねえ。あの人を近づけないような、情念がいいです」

        「で、予告ということですが」

        「これはねえ、まだ設定を固めている段階なんだけど、公開は早くても、2年半ぐらいかかると思うよ」

        「では、2026年ぐらいになってしまうではありませんか」

        「それまで生きてるかどうかも怪しいねえ」

        「父ちゃんもプロなんだから、せめて1年間で書き上がらないですか」

        「そのプロの部分を、一から考え直そうと思うのね。私の文章は、ひとことで言うと、粗い。それがかえって功を奏する場合もあるけれど、自分で気に入っていないことも多いのね。だから、ことばのひとつふたつから、磨き直す必要がある、と考えた」

        「思い切ったものですねえ。ふつうは、デビューしてから2、3 年で気がつくでしょうに」

        「いろいろあって、とにかくできなかったのよ。文章だけではなく、キャラクターとかストーリーとか全部考えたい」

        「まあいいですけど、それが出る頃には、早見慎司なんて誰も知らなくなっていますよ」

        「それは望む所だね。すでに、早見裕司から早見慎司に替えただけで、しゃれにならないダメージがあったしね」

        「では、遅れてきた新人、早見新人になるわけですか」

        「20点だね」

        「それはひどすぎやしませんか」

        「スルーした方がよかったかな。とにかく、たとえ紙の本がなくなっても、私は私と、数人のありがたい支持者のために、早見慎司を再開発するんだよ」

        「刊行先とか、ジャンルとか、決まってるですか」

        「まったく決まっておりません」

        「やれやれですね。まあ、年金がありますからね」

        「そうそう。その位に、力まないで、とにかく面白い小説を書きます」

         

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        「改訂版・少女ヒーロー読本」完結

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           いつ終わるのかと呆れられながら、こつこつ書いていた、投稿サイト「カクヨム」の「改訂版・少女ヒーロー読本」が、ついに完結しました。データを見たら2年かかっているんですね。よく終わったものだ。

           原書房から出た(いまも出ている)「少女ヒーロー読本」を見直して、大きい所では、幻のSFドラマ「禁じられたマリコ」のストーリー紹介(主演の岡田有希子さんが亡くなって、映像は封印されています)、つみきみほさんの(いい方向への)「うらぎり」と私の反省、そして莫大なゾンビ+少女ものの紹介などが中心となり、最後は終章を書き直して、「ガールガンレディ」「波よ聞いてくれ」(「波よ聞いてくれ」のどこが少女か、ということはさておいて)で、1975年から2023年までの戦闘少女映像を、紹介しまくった作品です。よろしかったら、ぜひご一読下さい。

           同時に、原稿用紙で700枚ほどあるこの映像紹介本に興味のある出版社様も、ぜひ目を通していただきたく、お願いする次第です。ご連絡先は、このブログのコメント欄に書いていただければ、こちらで非公開扱いにして、他の人には見えないようにいたしますので、よろしくお願いいたします。

           正直な話、この本、近所にレンタルビデオ店がないこともあって、お金がかかっております。明日花キララの「アイアンガール」3部作──と書いても、多くの方にはちんぷんかんぷんだと思いますが、そういうニッチな作品から、原田知世の「時をかける少女」(は、本書の目的と違いますが、避けて通れなかったので)に至るまで、枚数が多いだけの理由がある、そして、こういう本を書くのは、何かの提灯持ち以外、日本で私ひとりだろう、と自負しております。ぜひご検討下さい。

           これで、荷物をひとつ下ろした、というものです。これから、また通常運転に戻ります。では、クールダウン。

           

           

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          仕事してます

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             すっかりごぶさたしてしまいました。

             ことの起こりは、先月、パソコンが不調になり、いろいろやってみた結果、新しいパソコンを買ったことにあります。ちょっと専門的に言うと、モニタのDVI-D 端子がパソコン本体のHDMI 端子と合わず、アダプタをめぐっていろいろあって、どうにか接続ができてからも、PIN ができなかったり、Office にサインインできなかったり、という状態が続いていて、きょうも、この時点でプリンタが接続できていません。

             まあ、サブのノートがあるので、それで原稿を書きながら、いろいろやっているところです。

             ついでにきょう、部分入れ歯が壊れました。

             なんかこう、来るべきものが一気に来たような感じで、かなりダメージが大きいのですが、原稿の方は、二社に預けていて、いま、三本目を書いている所です。とはいえ、これらがすべて通るとも言えず……。

             まあ、こういう状態は、過去にも二度ほどあったので、驚きはしませんが、じれったい気分ではありますね。

             何回か言っていることですが、私はスローペースですので、気長にお待ちいただければ幸いです。

             

             きのうだったか、散歩をしようと外へ出たら、空気の匂いが夏でした。

             いい季節が、来ようとしています。

             

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            小康状態

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               いろいろ匂わせたりしている仕事ですが、整理しておくと、いま、3つの仕事を抱えています。

               1つは、まだやってたんかい、と驚かれそうな「少女ヒーロー読本」のカクヨム連載で、これはもう、完結まで生きてればいいや、ってなもんです。

               もう1つは、仕事として成立するかどうか全く不明の、連作短篇です。これが今年の後半の仕事になります。

               そして最後が、昨日まで、仕事にならないんじゃないか、と諦めていた連作短篇で、1話の戻しが返ってきました。これでなんとか、出せる方に大きく傾いた、というところです。

               ということで、いろいろ思うに任せない現状ですが、ひと筋の光が差したところです。

               お楽しみに。

               

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              Twitter について

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                 2月7日から、Twitter の、私のアカウントが凍結されています。いろいろな方法を試してみましたが、ついには永久凍結されてしまいました。

                 何回かにわたって、「せめて理由だけでも教えて欲しい」と言っていますが、メールの一通もありません。私もかなり、苛々しています。

                 そこで、Twitter になぜ参加するのか、考えてみました。

                 

                1)新刊の宣伝ができる ⇒ いままで、Twitter で宣伝して、売れた本はありません。よって、無意味。

                 

                2)私が小説家でまだ生きていることの証明 ⇒ もし私が死んだら、あるいは小説家を辞めたら、広く告知してもらえるよう、手を打っています。よって、無意味。

                 

                3)マイクロノベルを書く場がない ⇒ これはかなり痛いのですが、当面、それどころではない状態にあります。分かりやすく言うと、2、3 の仕事を抱え、身動きがとれない状態です。

                 

                 ということで、Twitter へ無理して参加する理由がない、という結論に達しました。

                 SNS参加者の皆さんには申しわけありませんが、不意打ちで説明もしていないのは、向こうだ、ということは、はっきり言っておきたいと思います。

                 Twitter のフォロワーの皆さん、ごめんなさい。とにかく、私は何もしていません。恣意的な締め出しには、はっきり言って──いや、はっきりとは言わない方がいいな。とにかく、疲れました。さよなら、Twitter 。

                 

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                初夢は?

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                   今年は、できるだけたくさん日記を書こう、と思っている早見です。

                   初夢はいつ見た夢なのか、には諸説あるのですが、我が家は2日の夜、と決めております。

                   いままで何年も、初夢はやったことがなかったのですが、今年は珍しく、夢の内容を憶えていました。プライベートな話も入って来たので、かいつまんで書くと、仕事は戦略的に、粘り強くやる、ということでした。

                   正夢かなあ。ともかくそういうことなので、今年は粘ろうと思います。

                   さしあたりは、いま抱えている2つの仕事を完成させて、通す、ということですね。去年も1つ、長編が没になりましたから。

                   がんばります。

                   

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                  今年最後の新刊告知

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                     コミケにも出ているらしいのですが、1月以降は一般発売される予定の、責任編集・庵野秀明「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア友の会」(発行:株式会社カラー、発売:株式会社スタイル)という本があります。1993年に同人誌で出た物の、復刻版になります。

                     早見も原稿と、香坂孝行名義でテープ起こしを手伝っておりますが、それを別として、富野由悠季、會川昇、あさりよしとお、幾原邦彦、出淵裕、井上伸一郎、内田健二、大月俊倫、押井守、北爪宏幸、ことぶきつかさ、此路あゆみ、サムシング吉松、鈴木敏夫、サムシング吉松、鈴木敏夫、鶴田謙二、永島収、ふくやまけいこ、藤田幸久、美樹本晴彦、むっちりむうにい、山賀博之、結城信輝、ゆうきまさみ(ほぼ五十音順)というメンバーが書いたり描いたり話したりしています。映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に関する本です(108P・価格は今のところ不明)。

                     ご興味のある方は、どうぞ。

                     

                     これで今年は、あと『死なないセレンの昼と夜』2巻(電撃文庫)と、2冊の新刊のお知らせができました。来年は3冊、と行けばいいんですが、さあどうなりますやら。

                     歳末は何かとバタついて、ブログが書けるかどうか分かりませんので、いまのうちに言っておきます。皆さま、今年はどうもありがとうございました。よいお年をお迎えください。

                     

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                    重版のお知らせ

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                      角川文庫から出ていた「あしたも、友だち となりのウチナーンチュ」が、11月に重版になりました。

                      これも、買って下さった皆さんのおかげです。どうもありがとうございます。

                      そして、まだ読んだことのない方は、これを機会にお読みいただければ幸いです。

                       現代の(いまではちょっと昔の)沖縄を舞台に、島が出身と、東京から来たふたりの女の子が、ちょっと不思議な体験をしながら、仲よくなっていくお話です。

                       重版は少部数なので、どこの書店にも置いてある、というものではありません。通販や、書店のカウンターでのお取り寄せを、お勧めいたします。

                      お手数をおかけしますが、どうかよろしくお願いいたします。

                       

                      また、全国の書店の方で、「ひとつ置いてみるか」、というお店の方がいらっしゃいましたら、ミニ色紙ぐらいは作れると思いますので、お声をかけて下さい。コメント欄にご連絡先を書いていただければ、私が「公開」にしない限り、一般の人には読めない仕様になっていますので、よろしくお願いいたします。

                       

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