うらそえ日記

奇談小説家・早見慎司(早見裕司)の公式ブログです。
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[DJ883] 怒濤の恋愛(高見知佳版)

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    ブースカ「『怒濤の恋愛』と言えば、戸川純……というのも、もう古いですか」

    早見「音楽に、古い、新しいはない、というのが私の信条です。そうでなかったら、オールディーズなんて聴けないじゃないの」

    ブースカ「本題に戻りましょう。高見知佳というと、アイドルの人ですよね。戸川純との関係は?」

    早見「これがですね、戸川純の『怒濤の恋愛』と高見知佳の『怒濤の恋愛』は、全然違う曲なのよ」

    ブースカ「変ですね。偶然の一致ですか」

    早見「話はそこから面白くなるんですがね、まず先に、戸川純の『怒濤の恋愛』があったのね」

    ブースカ「じらさないで下さい」

    早見「まあまあ。それがあって、その後に出たのが高見知佳の『怒濤の恋愛』なんだけど、それを作詞しているのが戸川純なの」

    ブースカ「歌詞を使い回したわけではないんですね」

    早見「まったく別の歌詞です。そして、作曲が矢野顕子、編曲が、 Shi-Shonen の戸田誠司。フェアチャイルドの、と言ったほうが早いかな」

    ブースカ「どっちでも、若い人はぽかーん、ですよ」

    早見「世の中には、自分が知らないことを言われると、猛烈に怒り出す人がいるけど、無理に読まなくてもいいのにね」

    ブースカ「話を戻して、その高見知佳版の『怒濤の恋愛』は、どうなんですか」

    早見「これが、お世辞抜きで名曲なんだな。アップテンポのマイナ−チューンで、高見知佳は矢野顕子の複雑な曲を歌いこなしているし、戸田誠司の編曲は、まさに怒濤の一語に尽きますね。リズムセクションがかっこいい。いわゆるテクノ歌謡の好きな人は、聴き過ごすわけにはいかない名曲です」

    ブースカ「いまでも聴けるですか」

    早見「もう廃盤だと思うけど、『おしえてアイドル Respect 日本コロムビア・リクエスト編』というアルバムに入ってます」

    ブースカ「きょうはなんとなく、充実しましたね」

    早見「偶然、私がアナログ盤のシングルを持っていたから、これだけしゃべれるんだけど、ちゃんとした話をするほど、知識は持ってないなあ」

    ブースカ「まあ、きょうはこの辺で。それでは、またあした、またはいずれ」

     

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    [DJ883] LOLIPOP SIXTEEN (SOLEIC) ← ソレイユ

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      早見「本日やっとアルバムが届いた早見です」

      ブースカ「ブースカです。ジャケットの帯がいいですね」

      早見「確かに。せっかくだから、引用しておきましょうか」

       大人じゃないけど、子供でもないし、

       2019年だけど、60'sだし、

       モノラルなのに、ステレオみたい。

      早見「この中の『メロトロンガール』が、TBSラジオ今月のプッシュ曲になってるわけですが、やっぱり私の勘ぐりは外れていて、細野晴臣の曲ではありませんでしたとさ」

      ブースカ「残念ですか」

      早見「全然! こういう曲の雰囲気を引き継いでくれる人がいるのは、すばらしいことですよ。細野晴臣の看板を外しても、立派に成立している曲ですね」

      ブースカ「卒業しようと思ったら、ひとまわりして、ここにたどり着いた、っていう感じですかね」

      早見「でもやっぱり、『メロトロン』というところがいいなあ」

      ブースカ「メロトロンですか。電子楽器世代ではないので、よく知りませんが」

      早見「ググりなさい。……他の曲も、よくいま、これを出したな、というような、あるいはいまだからこそ目立つというような、そんな感じだと、おじさんは思うのよ」

      ブースカ「コンパクトにまとまりましたね」

      早見「今年一になるかも知れないアルバムです。それでは、またあした、またはいずれ」

       

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      [DJ883] メロトロンガール(soleil)

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        早見「フライング・ハヤミです」

        ブースカ「また、わけの分からんことを……アシスタントのブースカです。……で、『メロトロンガール』ですか。細野晴臣をやるんじゃなかったんですか」

        早見「この曲を聴くと、細野晴臣にきこえるのだよ。ほれ」

        ブースカ「…………これ、細野晴臣じゃないんですか」

        早見「どうも違うみたいなんだな。で、CDを取り寄せてみたんだけど、あまりに遅いので、フライングでご案内することにしました」

        ブースカ「iTunesで見ると、作曲は別の人のようですねい」

        早見「そうなんだよね。ただ、このsoleilという人は、細野晴臣の『ハイスクールララバイ』も歌っているので、ややこしいという」

        ブースカ「あれ? 『メロトロンガール』、最後まで聴くと、ちょっと細野晴臣らしくないですね」

        早見「そうなんだよねえ……」

        ブースカ「この曲は、すでにオリジナルっぽいですね」

        早見「そうなんだよねえ……」

        ブースカ「きょうは、『そうなんだよねえ』しか言いませんね」

        早見「そうなん……いや、とにかく、80年代が一回りして戻ってきたような感じだね」

        ブースカ「うむむ……これはやっぱり、アルバムを通して聴きたくなりますね」

        早見「そう思わせるだけ、アーティストの勝ちなんだねえ」

        ブースカ「どっちにしても、かっこいい曲、ということでいいでしょうか」

        早見「うん。先人への敬意と、オリジナルの追求の両方がうまくマッチしたいい曲です」

        ブースカ「小説家なら、温故知新、ぐらいは言えないもんですか」

        早見「特に必然性を感じないなあ。……そういうわけで、ことばの足りない部分はありましたが、メロトロンガール、いいですよ」

        ブースカ「です。それでは、またあした、またはいずれ」

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        [DJ883] ナイトトレイン・美少女(真鍋ちえみ)

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          早見「1坂本龍一には、3細野晴臣、ということで、細野晴臣の代表曲です」

          ブースカ「父ちゃんは、『ねらわれた少女』の方が好きだ、と思っていました」

          早見「それはそうなんだけど、『ナイトトレイン・美少女』には秘密がありましてな」

          ブースカ「映画『夏の秘密』の主題歌だから、というボケではありますまいな」

          早見「それはさすがに……。で、この曲の秘密というのは、同じ単語を2回重ねる部分があるのね」

          ブースカ「ふむふむ」

          早見「その部分を抜き出して、一語ずつ並べると、さあ、どうなるかな」

          ブースカ「えーと……と、父ちゃん」

          早見「面白いでしょ」

          ブースカ「というか、これは秘密のうちにしまっておいたほうが……」

          早見「まあ、こういう遊びができたのも、当時の鷹揚さだよねえ」

          ブースカ「そうですねい」

          早見「『ナイトトレイン・美少女』はYouTubeにあるので、大人の方の遊びにどうぞ。では、またあした、またはいずれ」

           

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          [DJ883] 恋はルンルン(伊藤つかさ)

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            早見「きょうは、私が iTuens を立ち上げたとき、必ず聴く曲を選んでみました」

            ブースカ「ルンルン、ですか……似合いませんね」

            早見「いや、こういうタイトルだし、実際こういう歌なんだけど、作詞:仲畑貴志、作曲:坂本龍一というりっぱなメンバーが、本気で作っているので、すごくいいのですよ」

            ブースカ「まあ、止めませんけど」

            早見「私はアイドル好きではないんだけど、いいものはいい」

            ブースカ「壁に飾ってある、『花のあすか組!』のポスターはどうなるんですか」

            早見「つみきみほは、アイドルじゃないよ。強いて言えば、……神様」

            ブースカ「もう、病気が止まらないですね」

            早見「そのおかげで、小説家になれたんだから、悔いなし!」

            ブースカ「……疲れたので寝ます。起こさないで下さい」

            早見「まあ、語り出すと何十枚でも書くから(実際、『少女ヒーロー読本』で書いた)、つみきみほの話は置いといて、『恋はルンルン』は、星勝の『愛はブーメラン』(「うる星やつら2」の主題歌)のように、ヴォーカルと伴奏のからみ合いの具合が、すごくいいんです。……では、アシスタントも寝たことだし、またあした、またはいずれ}

             

             

             

             

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            [DJ883] キトリ「羅針鳥」

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              早見「結局、20枚が50枚にならなかった早見です」

              ブースカ「なりゆきアシスタントのブースカです」

              早見「なんだい、『なりゆきアシスタント』って」

              ブースカ「梶尾真治さんの『エマノン』風にしてみました」

              早見「家でやれ。……で、キトリという女性2人のバンドがあるのよ」

              ブースカ「父ちゃんのご意見は?」

              早見「目の前に、水族館の水槽があって、その中に入れられた、っていう感じ」

              ブースカ「分かりにくいですね」

              早見「つまり、何が起こっているのか、鮮明には見えるけど、そっちの側へは行きたくない、と」

              ブースカ「要するに、嫌いなんでしょ」

              早見「嫌い、ではないですね。分からない」

              ブースカ「そんなDJがいますか」

              早見「うーんとね、たとえば紹介文を読むと、ひとりはピアノの低音部担当で、もうひとりは高音部担当とか言うのが、私の心には響かない。何かを狙いすぎて、こちらは置いてけぼり、っていう感じなのよ」

              ブースカ「それはそれで、いいんじゃないですか。すべての音楽が分かるとは限らないし」

              早見「うん。でも、ここを読んでいる人の中で、意識高い系の人がいたら、意見を聴いてみたくて、取り上げました」

              ブースカ「ここ読んでる中に、そんな人はいないと思いますが」

              早見「まあ、類は類しか呼ばない、という水玉蛍之丞先生の名言もあるし」

              ブースカ「父ちゃんは、実は意識高い系の人じゃないんですか」

              早見「部屋の中で目立つものがただひとつ、『花のあすか組!』のポスターでも?」

              ブースカ「こいつは一本取られた。……では、そういうわけで、また明日、またはいずれ」

               

               

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              [DJ883] LOVE LOVE LOVE(Dreams Come True)

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                早見「JASRACは面倒だなあ、の早見です」

                ブースカ「なにゆえに、のブースカです」

                早見「いやー、ブログでDJをやる、と思い立ったときには、名案だと思ったんだけど、JASRAC様のおかげで、歌詞が全然使えないのよ」

                ブースカ「例えば?」

                早見「きょうの曲には、ちょっとした思い出があって、それを書きたいんだけど、JASRACが見てるから」

                ブースカ「こんなにマイナーなブログを、チェックしているもんですか」

                早見「もんです。どんな田舎で、いまどきLDでカラオケやってるスナックでも、それが一店舗でも調べ上げて訴訟を起こすし、音楽教室に2年通って調べ上げた、という伝説もあるぐらいなんだよね」

                ブースカ「でも、そのJASRAC様のおかげで、著作権使用料が入るんでしょう」

                早見「年に数百円はね。しかも内訳が全部載ってるから、ビデオが1本売れた、とか知らせてくれるんだ」

                ブースカ「なんだか、本末転倒のような話ですね」

                早見「私はそろそろ、歌の著作権使用料はフリーにして、自由に使えるようにしようか、と思うのですよ。年に数百円のことで、肩身の狭い思いをするのも、なんだかなあ……と思って」

                ブースカ「曲と全然関係ない話になってしまいました。ねえ、どうし――」

                早見「よせ! JASRACは見ている」

                ブースカ「難儀な話でしたね。では、あすもまた、またはいずれ」

                 

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                [DJ883] ぼくのクレヨン

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                  早見「というわけで、きょうは童謡です」

                  ブースカ「アナクロな歌詞ですね」

                  早見「まだ宇宙が青かった頃の歌詞だね」

                  ブースカ「これを選んだ理由は?」

                  早見「作曲が、佐藤眞なんですよ」

                  ブースカ「佐藤眞といえば、『大地讃頌』!!」

                  早見「そうなんだよねえ」

                  ブースカ「ははな〜♪ 短すぎます」

                  早見「JASRACが怖いからね。歌詞も、奇想天外でいいんだよ」

                  ブースカ「CD、出てます?」

                  早見「調べてみましょう。それでは、また明日、またはいずれ」

                   

                   

                   

                   

                   

                   

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                  [DJ883] ヒューリスティック・シティ(フィロソフィーのダンス)

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                    早見「この前何を紹介したのかも憶えていない早見です。たぶんこれ、やってないよね」

                    ブースカ「アシスタントのブースカです。さあ……オラはリストを作ってないんで〜」

                    早見「初めてですね。『ヒューリスティック』ということばの説明をしてない記憶があるから」

                    ブースカ「どゆ意味なんですか」

                    早見「問題解決にあたり、試行錯誤を繰り返して、自己発見的に問題を解決する。――だそうです」

                    ブースカ「よく分かりませんねい」

                    早見「つまり、……なんだろう」

                    ブースカ「書いた人も、よく分かってないんじゃないですか」

                    早見「問題解決に〜繰り返して、のところはいいんだけど、自己発見的、っていうのが分からないんだね。辞書にも載ってないし」

                    ブースカ「無駄にたくさん辞書ソフトを持っている、父ちゃんでも分かりませんか」

                    早見「ネットでも探したんだけどねえ……いわゆる自分探しみたいなことかなあ」

                    ブースカ「それによって、歌の評価が変わってきそうですねい」

                    早見「そうだ。ファンレターを書いて、最後のとこに『ヒューリスティックって何ですか?』と……」

                    ブースカ「ほんとにやる人が出るから、やめなさいね」

                    早見「では、この問題は自己発見的に試行錯誤することにしよう」

                    ブースカ「しましょう」

                    早見「それでは、毎度のことですが、またあしたまたはいずれ」

                     

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                    [DJ883] ブルドッグ(フォーリーブス)

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                      ブースカ「父ちゃんが、ジャニー喜多川さんの追悼ですか」

                      早見「特に追悼はしないよ。ふだんからジャニーズ事務所について、言いたい放題言ってる私がよ、創業者が亡くなったから、いきなり態度を変えるのは、かえって失礼でしょう。いや、昼からずっと追悼番組を……」

                      ブースカ「(ボソ)別に追悼でも……」

                      早見「それがおかしい……という話は、このブログにはなじまないので、よそでやって下さい。とにかく、番組を見ていたら、『ブルドッグ』が放映されて、改めていい曲だなあ、と思ったわけなんですよ」

                      ブースカ「まあいいでしょう。『ブルドッグ』の良さは?」

                      早見「それはもう、この歌詞ですよ。いきなり黙れ!と言われて最後にはアレでしょう」

                      ブースカ「JASRAC が怖いので、後は何かで調べて下さい。たしかに、変な歌だけど、かっこいいですね」

                      早見「こういうのを、『フック』と言うんですね。とっかかりというのかな……文字通り『引っかかるもの』なわけです」

                      ブースカ「一度聴いたら、忘れませんものね」

                      早見「それが、いい方向に出ています。私はそう思う」

                      ブースカ「そういうわけで、『ブルドッグ』を忘れないで下さい。では、またあしたまたはいずれ。

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