うらそえ日記

奇談小説家・早見慎司(早見裕司)の公式ブログです。
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[DJ883]「関ジャム 完全燃SHOW」2019ベスト

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    「父ちゃんです。というわけで」

    「ブースカです。というわけで?」

    「『関ジャム 完全燃SHOW』という番組がありまして」

    「父ちゃんが、毎週録画して見ている番組ですね」

    「そういうときは、『見ている』ではなく『聴いている』では?」

    「まあ、細かいことを気にするのは、仕事のときだけにしておきませんか」

    「同感だね。……で、その番組で、2019年のベスト10選びということで、蔦谷好位置、いしわたり淳治、mabanuaの、『売れっ子プロデューサー』3人が、それぞれ去年のベスト10を選びました」

    「父ちゃんも年末に、個人的ベスト5を選んでましたね」

    「うん。でも、向こうはプロ中のプロだから、聴いている曲の量が全然違う。それに対して何か言うだけで傲慢、と思わないでもない」

    「ま、新年会と言うことで、無礼講と言うことで」

    「その3人が選んだ30曲の中で、私の選んだのと同じ曲が1曲だけあった。しかも、3人の中でも2人がかぶっている1曲なんだな、これが」

    「じらさないで下さい。何ですか?」

    「RADWIMPS『愛にできることはまだあるかい』です」

    「おお、直球ですね」

    「他が聴いたことない曲ばっかりだったので、鮮烈ですね。つまり、私のようなミーハーから、蔦谷好位置のような現場のプロまでが、好きだ、と言っている曲っちゅうことです」

    「うらやましくはありませんか」

    「人をうらやんでいたら、きりがないなあ」

    「とにかく、圧巻の一曲ということですね」

    「解説も面白かったんだけど、それは、番組のものなんで、ネタバレ(かな?)は止めておきます。とにかく、RADWIMPSおめでとうございます」

    「ございます」

     

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    [DJ883] ももいろ歌合戦

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      「松の内も明けましたねえ。ブースカです」

      「あっという間の正月だった……早見です」

      「年末年始の番組はいかがでしたか」

      「パッとしなかったねえ」

      「ももいろクローバーZでも、聴いていたらいかがですか」

      「すでにやっておるわ」

      「さすが、手が早い父ちゃん」

      「ほめてないわっ」

      「で、そのももクロは、年末年始の番組を、ネット配信でやったそうですよ」

      「それを見逃したのが、一ヵ月の不測……」

      「日本語が変です」

      「いいの、それはそれで。とにかく、ネットのことをすっかり忘れていたので、来年は」

      「来年はどうしますか」

      「やっぱり、紅白見て、ジャニーズのカウントダウンを見て、そば食って寝る」

      「あら腰砕けね」

      「紅白は、もう、内容はどうでもいいし、企画もどうでもいいの。ただ、このままだと年が越せないの」

      「めんどくさい父ちゃんですね」

      「で、今年は紅白どっちが勝ったんだ?」

      「見た、という前提で話していたはずですが」

      「疲れたので、まだ途中までしか見てない」

      「やれやれな人ですね」

      「まあ、今年はがんばりますよ」

      「いまのうちに、遅寝の練習ですか」

      「紅白はどうでもいいけど、細かいところには、まだ見るものはあるからね」

      「建て前ですね」

      「本音は、年中行事は変えない、ってことです。あ、RADWIMPS はよかったよ」

       

       

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      [DJ883] 配信の時代

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        「というわけで、だな」

        「というわけですねえ。開けましたねえ」

        「ま、たいていは開けるけどね」

        「去年の中で、気になったニュースはあるですか」

        「動画配信が、ぐいっ、と伸びたような気がするね」

        「それが憂き世というものですか」

        「そうかもしれないねえ」

        「父ちゃん、小説の世界には影響するですか」

        「そうねえ……まだ、紙の本媒体に、経済的には依存しているんだけど、医者の待合室が混んでいるときは、Kindleで池波正太郎の小説を読んでいたりするね」

        「収入的には、いかがですか」

        「お話になりません」

        「なんか、いい方法はないですかねえ」

        「もう20年ぐらい言っているけど、本にCMを入れたらどうなんだろう」

        「そうすると、書きたいことが書けなくなったりしませんか」

        「でもJASRACは、成り立っているよ」

        「むむむ……難しい話は、やめましょうか」

        「そうだね。とにかく、自分の仕事とその流通媒体について、真剣に考えてみないとね」

        「おう、がんばって下さい」

        「はい、がんばります」

         

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        [DJ883] 明日以外すべて燃やせfeats 宮本浩次(東京スカパラダイスオーケストラ)

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          早見「前にも取り上げたことあるような気もするけど、父ちゃんです」

          ブースカ「ちょっと検索したらどうなんですか。アシスタントのブースカです」

          早見「いま、そういう気力がまるでないのね」

          ブースカ「スランプですか」

          早見「ぐさっ」

          ブースカ「あ、正鵠を射てしまったですね」

          早見「いろいろあってさ。……こういうときは、人生の応援歌を聴こうと」

          ブースカ「この曲が人生の応援歌ですか」

          早見「いっさい押しつけがましい所がないでしょう」

          ブースカ「それは、そうですねい」

          早見「こういう風に、応援して欲しいんだな」

          ブースカ「応援するつもりで書いたわけじゃないからですか」

          早見「まさに、そういうことですね」

          ブースカ「フィロソフィーのダンスなんかはどですか」

          早見「ああ、あれもいいねえ。アルバム買おうかな」

          ブースカ「お金もないのに、何でもお金で解決するのは、よくないですよ」

          早見「そうなんだけどね……」

          ブースカ「あ、またツボを押してしまいましたね。とりあえずみなさん、『かりゆしの島のお迎えごはん』(メディアワークス文庫)を買ってあげて下さい。……それでは、あしたまたはいずれ」

           

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          [DJ883] in the future (hitomi)

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            早見「小室哲哉でも、取り上げるときはあるんだよの早見です」

            ブースカ「作詞は hitomi 本人 じゃなかったですか」

            早見「気になる人は、ググって見て下さい。この曲の良さは、ずばり」

            ブースカ「ずばり?」

            早見「メロディの音が多いことかな」

            ブースカ「なんですか、それは」

            早見「小室哲哉は、後期になるほど、音が少なくなっていくのね。trf の、「Hey! Ledies and Gentleman」なんかは、音符が3つで1曲を作ってしまっています。伴奏には、あと1,2音が入っているけど、ド・レ・ミ(コードをCに直したとき)の3つで、4分40秒の歌を力業で作っているのね。しかも、いわゆるサビはない。ミミミミ、ミレ・ミ・ドどレドと、Aメロが3回、ドドレレ・レ レレ・レレミレというBメロが1つの4小節を、回しているだけというすごいもので、飛行機の中で聴かなかったら、全部は聴けなかったかもしれない」

            ブースカ「dis ってますね」

            早見「いや、すごい、とは思うんだけど、私はリズム音痴の気があるので、すごいよりは上に行かなかったのね。で、同じように思う人も多いんじゃないか、と。そんなときには、きょうの一曲、hitomi 「in the future 」と、表題にしなかったけど、「CANDY GIRL」がいいかもよ、という話です。音にバリエイションがあって、全然飽きない。hitomi が、歌を自分のものにしているなあ、と思うのですよ」

            ブースカ「話がずれたような気がします。なんで「in the future」なんですか」

            早見「ああ。来週の月曜日に、浦添市仲西のサンエーパルコシティで hitomi が来る、というので、FMでかかっていたのがこの曲だったのね。それだけ」

            ブースカ「相変わらず、他力本願ですね。まあそれでは、いつものように、またあしたまたはいずれ」

             

             

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            [DJ883] 黒く塗りつぶせ(矢沢永吉)

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              早見「というわけで、1977年の曲です」

              ブースカ「父ちゃんが、こういう曲を好きだとは思いませんでした」

              早見「どうしてだろうねえ。『時間よ止まれ』とかは、そんなに響くものがなかったんだけど、この曲は特別なんですよ」

              ブースカ「まあ、すなおに、かっこいいですね」

              早見「私がこの曲をここで取り上げたのは、『ミュージックステーション』で生で歌うのを見たからなんですが」

              ブースカ「ベタな理由ですね」

              早見「音楽というのは、向こうからやってくるものなんだよ。小説と同じく」

              ブースカ「なんか、いいこと言って、好感度上げようとしてませんか」

              早見「好感度なんか知るかい。私が思うのは、70越したような人が、いちばんホットなステージングを提供してくれる、っていうことね。100歳時代ってことばは大っ嫌いだけど、矢沢永吉なら、100歳になっても歌ってるかも知れないなあ、っていう素直な感動を持たせてくれるところに、この人のすごさもあるし、その後で歌った新曲も、またいいんですね。もう、新曲なんか歌わなくてもいいだろう、ぐらいのキャリアじゃないですか」

              ブースカ「それを言ったら、父ちゃんももう、ラノベ作家から足を洗う歳じゃないですか」

              早見「そうだねえ……それについては、いろいろ考えているんだけど、私も、小説を書くことは、ぼけるとか、道っぱたで死ぬまで止めないつもりではいます」

              ブースカ「話題の新刊、『かりゆしの島のお迎えごはん』の著者紹介に、道ばたでスカウトされてライターになり(実話)とありますが、これは実話なんですか」

              早見「そこで嘘は書かない。道っぱたでスカウトされて、400字450円(源泉徴収後)で書き始めましたよ。あとは、諦めるってことを知らないから、ここまで来てしまった」

              ブースカ「だったら父ちゃんも、80になったら80の小説を書けばいいじゃありませんか」

              早見「80のラノベ……70ぐらいから仕込んでおかなきゃね」

              ブースカ「父ちゃんは、一作書くのに10年かかるんでしたね」

              早見「そうなんですよ。って、いつの間にか、私の話になってるじゃないか」

              ブースカ「じゃあ、1作書くのに10年かかる話は、今度にしましょう。とにかく矢沢永吉かっこいい、ってことで」

              早見「ファンじゃないけどね」

              ブースカ「よけいなことは言わないのです。では、またあしたまたはいずれ。」

               

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              [DJ883] Rain(大江千里)

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                早見「宣伝はものすごく大切だけど、それだけじゃ淋しいだろう、の早見です」

                ブースカ「オラ自体が販促物なので、何も言えないブースカです」

                早見「まあまあ。ということで、大江千里の『Rain』です」

                ブースカ「最近、関ジャニの番組でやってましたね」

                早見「見たけど、忘れた」

                ブースカ「何ですかそれは」

                早見「私は健忘症なんですよ。だから、同じことを3回言う」

                ブースカ「やれやれ。まあ、聴きましょう」

                早見「この曲の良さは、AメロとBメロが逆転している所にあるんじゃないかな、と思うんですよ」

                ブースカ「ほんとうですか?」

                早見「そう言われると自信がなくなるんだけど、私にはそうきこえるのね。頭からテンションがどーん、と来る」

                ブースカ「それは確かですね」

                早見「大江千里が活躍した時代には、こういうビターな歌を歌う人だ、という印象がなかったのね」

                ブースカ「まあ、父ちゃんの好きではない、カーディガンを首に巻いてるような人だった気が……」

                早見「トレンディドラマの時代の人ですよね。そう思って聴くと、なんだ、けっこうとんがってたんじゃん、となるわけよ」

                ブースカ「あっちこっちをつまみ食いする、ということでいいでしょうか」

                早見「この曲は、iTunesに入っていますので、そちらでどうぞ」

                ブースカ「どぞ。では、またあしたまたはいずれ」

                 

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                [DJ883] 怒濤の恋愛(高見知佳版)

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                  ブースカ「『怒濤の恋愛』と言えば、戸川純……というのも、もう古いですか」

                  早見「音楽に、古い、新しいはない、というのが私の信条です。そうでなかったら、オールディーズなんて聴けないじゃないの」

                  ブースカ「本題に戻りましょう。高見知佳というと、アイドルの人ですよね。戸川純との関係は?」

                  早見「これがですね、戸川純の『怒濤の恋愛』と高見知佳の『怒濤の恋愛』は、全然違う曲なのよ」

                  ブースカ「変ですね。偶然の一致ですか」

                  早見「話はそこから面白くなるんですがね、まず先に、戸川純の『怒濤の恋愛』があったのね」

                  ブースカ「じらさないで下さい」

                  早見「まあまあ。それがあって、その後に出たのが高見知佳の『怒濤の恋愛』なんだけど、それを作詞しているのが戸川純なの」

                  ブースカ「歌詞を使い回したわけではないんですね」

                  早見「まったく別の歌詞です。そして、作曲が矢野顕子、編曲が、 Shi-Shonen の戸田誠司。フェアチャイルドの、と言ったほうが早いかな」

                  ブースカ「どっちでも、若い人はぽかーん、ですよ」

                  早見「世の中には、自分が知らないことを言われると、猛烈に怒り出す人がいるけど、無理に読まなくてもいいのにね」

                  ブースカ「話を戻して、その高見知佳版の『怒濤の恋愛』は、どうなんですか」

                  早見「これが、お世辞抜きで名曲なんだな。アップテンポのマイナ−チューンで、高見知佳は矢野顕子の複雑な曲を歌いこなしているし、戸田誠司の編曲は、まさに怒濤の一語に尽きますね。リズムセクションがかっこいい。いわゆるテクノ歌謡の好きな人は、聴き過ごすわけにはいかない名曲です」

                  ブースカ「いまでも聴けるですか」

                  早見「もう廃盤だと思うけど、『おしえてアイドル Respect 日本コロムビア・リクエスト編』というアルバムに入ってます」

                  ブースカ「きょうはなんとなく、充実しましたね」

                  早見「偶然、私がアナログ盤のシングルを持っていたから、これだけしゃべれるんだけど、ちゃんとした話をするほど、知識は持ってないなあ」

                  ブースカ「まあ、きょうはこの辺で。それでは、またあした、またはいずれ」

                   

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                  [DJ883] LOLIPOP SIXTEEN (SOLEIC) ← ソレイユ

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                    早見「本日やっとアルバムが届いた早見です」

                    ブースカ「ブースカです。ジャケットの帯がいいですね」

                    早見「確かに。せっかくだから、引用しておきましょうか」

                     大人じゃないけど、子供でもないし、

                     2019年だけど、60'sだし、

                     モノラルなのに、ステレオみたい。

                    早見「この中の『メロトロンガール』が、TBSラジオ今月のプッシュ曲になってるわけですが、やっぱり私の勘ぐりは外れていて、細野晴臣の曲ではありませんでしたとさ」

                    ブースカ「残念ですか」

                    早見「全然! こういう曲の雰囲気を引き継いでくれる人がいるのは、すばらしいことですよ。細野晴臣の看板を外しても、立派に成立している曲ですね」

                    ブースカ「卒業しようと思ったら、ひとまわりして、ここにたどり着いた、っていう感じですかね」

                    早見「でもやっぱり、『メロトロン』というところがいいなあ」

                    ブースカ「メロトロンですか。電子楽器世代ではないので、よく知りませんが」

                    早見「ググりなさい。……他の曲も、よくいま、これを出したな、というような、あるいはいまだからこそ目立つというような、そんな感じだと、おじさんは思うのよ」

                    ブースカ「コンパクトにまとまりましたね」

                    早見「今年一になるかも知れないアルバムです。それでは、またあした、またはいずれ」

                     

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                    [DJ883] メロトロンガール(soleil)

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                      早見「フライング・ハヤミです」

                      ブースカ「また、わけの分からんことを……アシスタントのブースカです。……で、『メロトロンガール』ですか。細野晴臣をやるんじゃなかったんですか」

                      早見「この曲を聴くと、細野晴臣にきこえるのだよ。ほれ」

                      ブースカ「…………これ、細野晴臣じゃないんですか」

                      早見「どうも違うみたいなんだな。で、CDを取り寄せてみたんだけど、あまりに遅いので、フライングでご案内することにしました」

                      ブースカ「iTunesで見ると、作曲は別の人のようですねい」

                      早見「そうなんだよね。ただ、このsoleilという人は、細野晴臣の『ハイスクールララバイ』も歌っているので、ややこしいという」

                      ブースカ「あれ? 『メロトロンガール』、最後まで聴くと、ちょっと細野晴臣らしくないですね」

                      早見「そうなんだよねえ……」

                      ブースカ「この曲は、すでにオリジナルっぽいですね」

                      早見「そうなんだよねえ……」

                      ブースカ「きょうは、『そうなんだよねえ』しか言いませんね」

                      早見「そうなん……いや、とにかく、80年代が一回りして戻ってきたような感じだね」

                      ブースカ「うむむ……これはやっぱり、アルバムを通して聴きたくなりますね」

                      早見「そう思わせるだけ、アーティストの勝ちなんだねえ」

                      ブースカ「どっちにしても、かっこいい曲、ということでいいでしょうか」

                      早見「うん。先人への敬意と、オリジナルの追求の両方がうまくマッチしたいい曲です」

                      ブースカ「小説家なら、温故知新、ぐらいは言えないもんですか」

                      早見「特に必然性を感じないなあ。……そういうわけで、ことばの足りない部分はありましたが、メロトロンガール、いいですよ」

                      ブースカ「です。それでは、またあした、またはいずれ」

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