うらそえ日記

奇談小説家・早見慎司(早見裕司)の公式ブログです。
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つみきみほ復活(あくまでワタクシ的に)

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     ネットをさまよっている内に、いつの間にか、Wikipediaに「つみきみほ」の項目ができているのを知りました。

     つみきみほは離婚して、本格的に女優業に復活していて、主演映画も最近撮ったそうです。

     離婚云々のことは、特に何も感じません。あるがままに受け入れるのみです。つみきみほが結婚したときは、かなり動揺しましたが、若さ故のいびつなファン精神だ、と思います。いまは、自分の娘が離婚した、程度のことで、本人が幸せならばそれでいい、というだけのことです。

     それより、久々の主演映画『話す犬を、放す』の予告編を観たときのときめきで、いま、私は大変興奮しています。そこにいるのは、まちがいなく、『あの』つみきみほでした。

     共演が田島令子だ、というのもいいのですが(別役実ファンとしても)、やはり、とがったつみきみほ、ますます井浦新に似てきたつみきみほは、私が追いかけるべき、あのつみきみほなのです。

     うれしいなあ……。

     なんか、こう、(あくまで私の妄想ですよ)かつての「少女」が、しかるべき歳を重ねて、立ち現われてくれた喜びは、何にも代えがたいものです。

     そして、私の中では、新たな想像が浮かびつつあります。それが結実すれば、私はまた、復活できるでしょう。

     ……面々と書いてしまいましたが、とにかく、つみきみほ復活万歳。ついていきます。

     

     

     

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    「響」

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       平手友梨奈主演の「響」のDVDを見て、ヘビーローテーションになっています。

       これは、少女ヒーローの現代の形なのか、そういう決めつけをしてはいけないものなのか、悩む所ですが、とりあえず、私は、はまりました。

       いろいろ思う所があるのですが、まだ整理がついていません。何しろ、3回目の前半までしか見ていないもので……。

       ただ、いずれにせよ、いい映画だと思います。

       

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      大林宣彦監督「可愛い悪魔」

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         大林宣彦監督の「可愛い悪魔」、来年2月、DVD化が決定しました。すでに予約しました。

         私は、古いVHSソフトで持っているのですが、かなり劣化してきて(沖縄の塩害はすさまじいのです……)、そうでなくとも、大林作品は必死に買っていますので、大歓迎というところです。

         「可愛い悪魔」は、ごくオーソドックスなホラー映画(TVですが)で、岸田森が重要な役で出ていますが、どういうわけか、DVDにはなっていませんでした。いや、「どういうわけか」じゃないですね。VHSで出たっきりのソフト、というのがいくらでもあります。「可愛い悪魔」は火曜サスペンス劇場で、この枠の作品がソフトになることは少ないでしょうし。

         ひとつ、心配なのは、付録が「大林宣彦監督インタビュー」の小冊子だ、ということで、ご自分では映像に出られないのか気になりますが、できれば監督にはお元気になっていただきたいのと共に、この「可愛い悪魔」がきっかけとなって、同じ火サス、円谷制作の大林作品、「麗猫伝説」も、ぜひDVDにしていただければ、と思います。

         まあ、それを言い出したら、「姉妹坂」とか「四月の魚」とか「漂流教室」とか、DVDになっていない大林作品は、いくつもあるんですが。

         

         

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        「ビリギャル」

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           映画「ビリギャル」を、テレビで見ました。

           これは、面白い映画ですね。

           私の場合、感想を言うのに、たいてい5年ぐらいかかるので、すぐに深い所へ行くのは難しいですが、とりあえずこの作品は、ふたつのことを教えてくれます。

          1)莫迦だろうがなんだろうが、本人にモチベーションがなければ、何事も成功し得ない。

          2)いくら本人にモチベーションがあっても、良い指導者と、周囲の理解がなければ、潰れるだけ。

           「ビリギャル」の主人公は、なんだかんだ言って、友だちとカラオケに行ったときでも勉強していて、しかもその友だちは、彼女のことを応援してくれます。なかなかあることではありません。

           その辺での、リアリティのとり方が、ちょうどいい具合いになっています。

           他にもまあ、いろいろおもしろいんですが、とにかく、少女ヒーローを語る私には、見て損をしない映画でした。

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          石橋けいと「ATHENA アテナ」

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             最近、CMの出演がきっかけ(らしい)で、石橋けいが注目されているようです。

             石橋けいも、「有言実行三姉妹シュシュトリアン」から、もうしばらく経ちますが、いまでもキックボクシングをやっている、というのがしびれますね。なにせ、「歌って、演技をして、男を殴れること」が、私の基準ですから。

             念のために書いておきますと、石橋けいが歌を歌えるかどうかは知りません。単にゴロの問題です。

             そんな石橋けいの出演作といえば、平成ウルトラ三部作(ティガ、ダイナ、ガイア)は有名でしょうが、私としては、やはり「アテナ」です。初にして唯一の主演作ですからね。

             「アテナ」のソフト( VHS しかありませんが……)を見ていると、特典インタビューで主人公・アテナについて語っている石橋けいが、いかに役にのめりこんでいたか、が分かります。同時に、私がどれだけアテナにのめりこんでいたかも。

             いや、私だけじゃないな。当時、ウルトラのほうを書いていた、さる脚本家の方が、「自分が書いているウルトラより、『アテナ』のほうが、石橋けいが可愛く描けている……」と言っていたくらいで、石橋けいは、あこがれの存在でした。

             なんか、ソフトを見ると、いかにも権利関係のうるさそうな『アテナ』ですが、それは敢えて無視して、再び発売されないか、と祈るばかりです。

             あの頃と比べて、驚くほど容色の衰えていない石橋けいを、もう一度、見たいとは思いませんか?

             

             

             

             

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            南くんの恋人(第4作)

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               どうも情報にうといもので、2015年に作られた「南くんの恋人(第4作)」を、まったく知らずにいました。ああ恥ずかしい。ごめんなさい。

               この度、CSで放映されたので、「おや?」と思って録ってから、新作だと気づいたのですが、まだ全話、見終えていません。見たとしても、その場で感想を言うわけにはいきません。まったく、不徳の致すところです。

               ……だって沖縄に、フジの深夜枠を放映してくれる局がないんだもん、とは言いますが、実際、この分野で知らないものがあるのは、私にとっては恥です。

               もし(あくまで「もし」ですよ)、「少女ヒーロー読本」が文庫にでもなったら、橋本環奈の「セーラー服と機関銃」とか、この「南くんの恋人」にも触れる……かどうかは微妙ですが(少女ヒーローではないと思うので)、存在は明らかにしていきたい、と思います。

               いや実際、何が「少女ヒーロー」かは、私の個人的な枠組みで言っていることでして、「それを言うなら『緋牡丹博徒』はどうなるんだ」、と言われると、軸がぶれまくるんですが。池田憲章さんはあっさりと、「あっちは『大人の世界』っていう感じだからね」、という意味のことをおっしゃいましたが。

               

               ……実際、ぶれるんですよ。

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              やらなきゃ

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                 「少女ヒーロー読本」のバグを取って、公開しないといけないですね。

                 これは、アフターサービスのようなもので(違うか)、本になってから気がついたものを直していくわけですが、もうちょっと収録作品を、入れていかなければいけないんじゃないかと思っています。

                 そのためには、またDVDを買ったり、分析をやらないといけないのですけれど、大山(実写セーラームーン」とか「有言実行三姉妹シュシュトリアン」など)を揃えねばならず……あ、「シュシュトリアン」はCSで見たものが、買った後から録画ディスクでディスクを出てきたり、しています。

                 なんとなく歯切れが悪いのは、沖縄では昼の十時に前の週の一回「時をかける少女」の(つまり一周遅れ)初回を、コメントできないというのがあります。どこから面白くなるか、「時をかける少女」は、それぞれで分かりませんもので。

                 後とだしじゃんけんのように見えるかもしませんが、作品は、終わったところから評価が出せない所です。寝かせて比較して、考えないと。

                 

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                宣伝です

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                   原書房から、うーん絶賛かなあで発売中の、「少女ヒーロー読本」ですが、Amazonで、残り十九冊になりました。微妙な数字だなあ……。
                   そろそろ、店頭からは姿を消すと思いますので、ぜひ、一冊、お求めいただければ幸いです。高いですし、内容にまだ不満がないかと言えば、ないわけではありません。
                   ですが、70年代からゼロ年代までの戦闘少女映像について、これだけ分析紹介した本は、他にないと思うのです。ノスタルジイでも興味本位でも、買って下さい。よろしくお願いいたします。
                   最近、友人に紹介されて、「初森ベマーズ」という、乃木坂46のドラマを見ているのですが、こういう作品も、じっくり考えていかないと、いけないと思います。
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                  「櫻の園」及び「週刊文春」

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                     つみきみほの代表作とされる、「櫻の園」について、ご存じ! 春日太一さん、サンキュータツオさん、宮地昌幸さんが語り倒しているのが、日映チャンネルのサイトです。
                     私は、「櫻の園」を、つみきみほ基準では、あまり買っていない(その理由は、「少女ヒーロー読本」をお読み下さい……)のですが、春日さんたちの熱弁を聴いていると、私には見えていなかったことが、がんがん語られていて、もっと、好きになるまで見よう……と、思うのです。
                     名作には変わりがないのですから。

                     なお、いま売っている「週刊文春」の、春日太一さんの連載「木曜邦画劇場」では、つみきみほの「花とあすか組!」を取り上げ、拙著「少女ヒーロー読本」にも言及いただき、ありがたいの4乗なのですが、一箇所だけ、単純なミスがありました。「少女ヒーロー読本」では、アニメは扱っていません。すでに春日さんにはお詫びをいただき、私としては、よくあることなので、気にしてはいませんが、読者の方は、気にされるかとも思い、訂正しておきます。「少女ヒーロー読本」には、アニメは出て来ません。あえて言えば、古賀新一さんが「画ニメ」という特殊な形で作っていて、それには触れていますが。
                     
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                    買って下さい……

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                      このところ、「少女ヒーロー読本」が検索ワードの上位に来ています。
                       ありがたいことだ、と思っております。心から。これで、1冊でも売れてくれれば、積もり積もって、売れ行きが高くなると思うのですが……。
                       売れ行きが高くなれば、続編を出すこともできます。まだ企画にも入っていませんが、腹案はあります。
                       その他、いろいろなことを考えているのですが、売れてからの話です。
                       何度か繰り返し書きますが、ブックオフで本が売れても、作者には一円も入ってきません。図書館でいくら貸し出しがあっても、一円も入ってきません。
                       ですから(部数から見て、図書館にリクエストを出していただいてかまいませんが)、作者には非常に珍しい、ストレートな主張を書いた本です。ぜひ、一冊。



                       
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