うらそえ日記

奇談小説家・早見慎司(早見裕司)の公式ブログです。
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「ビリギャル」

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     映画「ビリギャル」を、テレビで見ました。

     これは、面白い映画ですね。

     私の場合、感想を言うのに、たいてい5年ぐらいかかるので、すぐに深い所へ行くのは難しいですが、とりあえずこの作品は、ふたつのことを教えてくれます。

    1)莫迦だろうがなんだろうが、本人にモチベーションがなければ、何事も成功し得ない。

    2)いくら本人にモチベーションがあっても、良い指導者と、周囲の理解がなければ、潰れるだけ。

     「ビリギャル」の主人公は、なんだかんだ言って、友だちとカラオケに行ったときでも勉強していて、しかもその友だちは、彼女のことを応援してくれます。なかなかあることではありません。

     その辺での、リアリティのとり方が、ちょうどいい具合いになっています。

     他にもまあ、いろいろおもしろいんですが、とにかく、少女ヒーローを語る私には、見て損をしない映画でした。

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    石橋けいと「ATHENA アテナ」

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       最近、CMの出演がきっかけ(らしい)で、石橋けいが注目されているようです。

       石橋けいも、「有言実行三姉妹シュシュトリアン」から、もうしばらく経ちますが、いまでもキックボクシングをやっている、というのがしびれますね。なにせ、「歌って、演技をして、男を殴れること」が、私の基準ですから。

       念のために書いておきますと、石橋けいが歌を歌えるかどうかは知りません。単にゴロの問題です。

       そんな石橋けいの出演作といえば、平成ウルトラ三部作(ティガ、ダイナ、ガイア)は有名でしょうが、私としては、やはり「アテナ」です。初にして唯一の主演作ですからね。

       「アテナ」のソフト( VHS しかありませんが……)を見ていると、特典インタビューで主人公・アテナについて語っている石橋けいが、いかに役にのめりこんでいたか、が分かります。同時に、私がどれだけアテナにのめりこんでいたかも。

       いや、私だけじゃないな。当時、ウルトラのほうを書いていた、さる脚本家の方が、「自分が書いているウルトラより、『アテナ』のほうが、石橋けいが可愛く描けている……」と言っていたくらいで、石橋けいは、あこがれの存在でした。

       なんか、ソフトを見ると、いかにも権利関係のうるさそうな『アテナ』ですが、それは敢えて無視して、再び発売されないか、と祈るばかりです。

       あの頃と比べて、驚くほど容色の衰えていない石橋けいを、もう一度、見たいとは思いませんか?

       

       

       

       

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      南くんの恋人(第4作)

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         どうも情報にうといもので、2015年に作られた「南くんの恋人(第4作)」を、まったく知らずにいました。ああ恥ずかしい。ごめんなさい。

         この度、CSで放映されたので、「おや?」と思って録ってから、新作だと気づいたのですが、まだ全話、見終えていません。見たとしても、その場で感想を言うわけにはいきません。まったく、不徳の致すところです。

         ……だって沖縄に、フジの深夜枠を放映してくれる局がないんだもん、とは言いますが、実際、この分野で知らないものがあるのは、私にとっては恥です。

         もし(あくまで「もし」ですよ)、「少女ヒーロー読本」が文庫にでもなったら、橋本環奈の「セーラー服と機関銃」とか、この「南くんの恋人」にも触れる……かどうかは微妙ですが(少女ヒーローではないと思うので)、存在は明らかにしていきたい、と思います。

         いや実際、何が「少女ヒーロー」かは、私の個人的な枠組みで言っていることでして、「それを言うなら『緋牡丹博徒』はどうなるんだ」、と言われると、軸がぶれまくるんですが。池田憲章さんはあっさりと、「あっちは『大人の世界』っていう感じだからね」、という意味のことをおっしゃいましたが。

         

         ……実際、ぶれるんですよ。

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        やらなきゃ

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           「少女ヒーロー読本」のバグを取って、公開しないといけないですね。

           これは、アフターサービスのようなもので(違うか)、本になってから気がついたものを直していくわけですが、もうちょっと収録作品を、入れていかなければいけないんじゃないかと思っています。

           そのためには、またDVDを買ったり、分析をやらないといけないのですけれど、大山(実写セーラームーン」とか「有言実行三姉妹シュシュトリアン」など)を揃えねばならず……あ、「シュシュトリアン」はCSで見たものが、買った後から録画ディスクでディスクを出てきたり、しています。

           なんとなく歯切れが悪いのは、沖縄では昼の十時に前の週の一回「時をかける少女」の(つまり一周遅れ)初回を、コメントできないというのがあります。どこから面白くなるか、「時をかける少女」は、それぞれで分かりませんもので。

           後とだしじゃんけんのように見えるかもしませんが、作品は、終わったところから評価が出せない所です。寝かせて比較して、考えないと。

           

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          宣伝です

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             原書房から、うーん絶賛かなあで発売中の、「少女ヒーロー読本」ですが、Amazonで、残り十九冊になりました。微妙な数字だなあ……。
             そろそろ、店頭からは姿を消すと思いますので、ぜひ、一冊、お求めいただければ幸いです。高いですし、内容にまだ不満がないかと言えば、ないわけではありません。
             ですが、70年代からゼロ年代までの戦闘少女映像について、これだけ分析紹介した本は、他にないと思うのです。ノスタルジイでも興味本位でも、買って下さい。よろしくお願いいたします。
             最近、友人に紹介されて、「初森ベマーズ」という、乃木坂46のドラマを見ているのですが、こういう作品も、じっくり考えていかないと、いけないと思います。
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            「櫻の園」及び「週刊文春」

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               つみきみほの代表作とされる、「櫻の園」について、ご存じ! 春日太一さん、サンキュータツオさん、宮地昌幸さんが語り倒しているのが、日映チャンネルのサイトです。
               私は、「櫻の園」を、つみきみほ基準では、あまり買っていない(その理由は、「少女ヒーロー読本」をお読み下さい……)のですが、春日さんたちの熱弁を聴いていると、私には見えていなかったことが、がんがん語られていて、もっと、好きになるまで見よう……と、思うのです。
               名作には変わりがないのですから。

               なお、いま売っている「週刊文春」の、春日太一さんの連載「木曜邦画劇場」では、つみきみほの「花とあすか組!」を取り上げ、拙著「少女ヒーロー読本」にも言及いただき、ありがたいの4乗なのですが、一箇所だけ、単純なミスがありました。「少女ヒーロー読本」では、アニメは扱っていません。すでに春日さんにはお詫びをいただき、私としては、よくあることなので、気にしてはいませんが、読者の方は、気にされるかとも思い、訂正しておきます。「少女ヒーロー読本」には、アニメは出て来ません。あえて言えば、古賀新一さんが「画ニメ」という特殊な形で作っていて、それには触れていますが。
               
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              買って下さい……

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                このところ、「少女ヒーロー読本」が検索ワードの上位に来ています。
                 ありがたいことだ、と思っております。心から。これで、1冊でも売れてくれれば、積もり積もって、売れ行きが高くなると思うのですが……。
                 売れ行きが高くなれば、続編を出すこともできます。まだ企画にも入っていませんが、腹案はあります。
                 その他、いろいろなことを考えているのですが、売れてからの話です。
                 何度か繰り返し書きますが、ブックオフで本が売れても、作者には一円も入ってきません。図書館でいくら貸し出しがあっても、一円も入ってきません。
                 ですから(部数から見て、図書館にリクエストを出していただいてかまいませんが)、作者には非常に珍しい、ストレートな主張を書いた本です。ぜひ、一冊。



                 
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                「少女ヒーロー読本」誤記一覧

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                  発売から10日ほどが経った「少女ヒーロー読本」ですが、誤記、不適などの箇所も、読者の皆さまのおかげで、ほとんど出揃いました。以下は、その一覧です。

                  ●P15  鈴子の母は、鈴子ではなく、糸子。
                  ●P34  『ハウス』の「キネ旬」ランキングが21位 → 間違いではないが、順位で言うと、そんなに悪くない。「選考委員58名中7人の投票」としたほうが、分かりやすい。
                  ●P134 映画の『スケバン刑事』が → 行頭を一字下げる。
                  ●P172 意味不明 → 二本の映画版に続くテレビ『エコエコアザラク』は、九〇年代に限らず、少女ヒーロー映像の代表作となった。それがテレビ東京のテレビシリーズである。
                  ●P276 遠藤康子が演じた海槌亜悠巳は、末子ではなく次女。
                  ●P331 道を横切った老女 → 「横切ろうとした」が適切
                  ●P341 富士見の少女 → 不死身の少女。
                  ●P358 (またか、とお思いでしょうか)→ でしょうが。

                   さすがに、「まちがい」は、もうないと思いますが……いや、分からないですが(分かるのだったら直しています)、とりあえず、このぐらいかと思います。
                   担当者の方は、「重版したら直しましょう」と言って下さっているのですが、そのためには、売り切れなければならないわけで、著者としては、「買って下さい」、と頭を下げるしかないのであります。
                   ちょっとくどいでしょうが、アフィリエイトも貼っておきますね。

                   
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                  「少女ヒーロー読本」誤記訂正の2

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                    毎度ご迷惑をおかけしている「少女ヒーロー読本」ですが、また誤記のご指摘がありました。P276の注で、遠藤康子が演じた海槌亜悠巳は、末子ではなく、次女です。申しわけありません。
                    ちょっと取り込んでおりますので、まずはとりあえず、ご報告とお詫びまで。ごめんなさい、ほんとうに。

                     
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                    再掲:「少女ヒーロー読本」内容

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                      識者の方から、「早見さんは奥床しすぎます」と、やんわりと注意されましたので、性懲りもなく、宣伝します。原書房「少女ヒーロー読本」、発売になりました。明日は日曜です。お出かけする方もいらっしゃるでしょう。ちょっと書店に寄ってみていただければ幸いです。Amazonにも、たっぷりあります。
                       よくまちがえる方がいらっしゃるのですが、本というのは、ブックオフで買っても(その他の古書店も)、図書館でいくら借り出されても、著者には1円も入りません。そこをご理解の上、最低、図書館へのリクエスト、できれば買っていただきたく、お願いいたします。
                       この本は、1970年代から2010年(正確には11年)の、アイドル映像のジャンル化を、「少女」というキーワードで検証したものです。分かりやすく言うと、「セーラー服と機関銃」から「ケータイ刑事」までの、少女戦闘映像を網羅したものです。
                       全体は5章と終章からなっています。1章は、少女ヒーローにつながる角川映画の誕生と動き、つまり「犬神家の一族」から(正確には「本陣殺人事件」から)「セーラー服と機関銃」など、そして関連する映画などを(中森明菜・近藤真彦の「愛・旅立ち」や安全地帯の「プルシアンブルーの肖像」など)扱っています。
                       2章は、本書の中核をなす、戦闘少女映像の最盛期、「不良少女とよばれて」「乳姉妹」「スケバン刑事」「少女コマンドーIZUMI」などのドラマや、「V・マドンナ大戦争」「ボクの女に手を出すな」早見優の「キッズ」などの映画を紹介しています。
                       3章は、電子書籍版にはなかった、「科学と魔術の間に」という章で、「タイム・トラベラー」に始まり、「テラ戦士Ψ BOY」「禁じられたマリコ」「超少女REIKO」「アンドロメディア」、「エコエコアザラク(11作)」「ねらわれた学園(4作。薬師丸ひろ子版、原田知世版は1章に織り込み済み)」「七瀬ふたたび(5作)」石橋けいの「アテナ」「サイバー美少女テロメア」「美少女新世紀GAZER」「仮面天使ロゼッタ」「千年王国圭道離凜.法璽淵ぅ帖廖番外として高橋由美子・武田真治の「南くんの恋人」「六番目の小夜子」「深く潜れ」「光の王国」「聖龍伝説」「三姉妹探偵団」再び番外「君といた未来のために」「P.A..プライベート・アクトレス」「バーチャル・ガール」ぜいぜい……これらを扱います。
                       4章は、「少女刑事その後、プラスアルファ」で、担当のIさんから要望の強かった、できるだけ最近の作品、「セーラー服刑事」(これだけが古いのですが)、「ルーズソックス刑事」「ケータイ刑事」シリーズ「モーニング刑事。」映画「スケバン刑事(松浦亜弥版)「メイド刑事」、「魔夏少女」「あずみ(1、2)」「花のあすか組! NEO」実写「地獄少女」「セクシーボイスアンドロボ」「少林少女」「ハイキック・ガール!」「ゴーストフレンズ」「大魔神カノン」をさらっています。
                       5章は、もはや伝説の異能女優・つみきみほに捧げた一章です。その出逢い(って、別に直接逢ったわけではありませんが)から「テイク・イット・イージー」「精霊のささやき」「花のあすか組!」「べっぴんの町」「オクトパスアーミー シブヤで会いたい」「櫻の園」、その後の映画とドラマを、集中的に語っています。
                       終章は、これも伝説のドラマ「Q10」にみる、現代のドラマが目指している所を明らかにしました。
                       もう、このタイトルを見ただけで、お腹いっぱいの方もいらっしゃるかもしれませんが、とにかく370P、こうした映像について語り尽くした本です。どうか、よろしくお願いいたします。
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