うらそえ日記

奇談小説家・早見慎司(早見裕司)の公式ブログです。
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遅れててすみません。

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    いま、ブログを書くので最後はいつ書いたっけ、と見たら、新年のご挨拶でした(爆)。

    死亡説でも流れそうな、怠慢ですね。申しわけありません。

     

    さて、ブログを忘れて書いているのは、連作短編です。

    今年半ば頃までには、何らかの形でお目にかけられると思います。

    どうぞ、のんびりとお待ち下さい。

     

    この前の投稿から、いまのこれまでの間には、いろんなことがありました。

    白内障手術とか、高血圧とか、まあ、いろいろ。

    そして、今回の大仕事への着手とか。

    なかなか、大変……でもないな。この歳でどこが悪いとか何とかは、日常ですね。

    ひとつ、やっているのは、フィットネスです。格安ですが、マシンは本物でして。

    おかげで、アゴの辺りがジョージ・ルーカスだったのが、ハリソン・フォードまで戻りました。あくまでアゴのラインです。ハリソン・フォードになれたなら、……それはそれで大変か。

     

    小説の世界には、辻真先さんのような、90を越えてなお新作を発表する方もいらっしゃいますので、私はまだまだです。

    皆さんも、適当に健康で、できれば早見の新刊も読んでいただければ幸いです。

    それでは、また。

     

    早見慎司(まだ生きてる)

     

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    あけましておめでとうございます。2024.1.2

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       遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

       まる1年少し、本が出ていないので、早見も、もう終わったか──と思っている方も多いかと思いますが、昨年は、ざっと4冊分ぐらいの原稿を書いています。

       おそらくですが、今年の後半から来年にかけて、結果が見えてくる、と思います。早見の古い読者の方なら、1年ぐらい本が出ないのは当たり前のことだと思いますが、その原因の解決も考えながら、今年1年は、いろいろがんばってみよう、と思いますので、結果は随時、ここでお知らせしていきます。

       

       それと、サイトのトップページが、例年、正月には上下を着た猫になるのですが、サイトの再構築に失敗しまして、そのままになってしまっています。真に申しわけありません。

       なんだか、元日から慌ただしい一年で、先が思いやられますが、どうか、生暖かく美馬もっといただければ幸いです。

       末筆ながら、皆様、よいお年をお迎えください。

       

       2024.1.1 早見慎司拝

       

       

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      [DJ883]2023レコード大賞予想

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        「どうも。さぼりがちが極まってきた早見です」

        「どもども。叱咤はしているアシスタントのブー吉です」

        「年末だねえ」

        「年末と言えば、音楽番組ですねい」

        「今年も、もうレコード大賞が発表になったね」

        「誤解のないように言って下さい。レコード大賞そのものは、決まっていないんでしょう」

        「うん。大賞と最優秀新人賞は、12月30日に発表になるのだ」

        「そういうの、父ちゃん好きですねい」

        「他に趣味がないもんだからね」

        「今年の大賞は、ずばり何ですか」

        「本命は純烈、対抗は新しい学校のリーダーズ、大穴はAdoだね」

        「純烈がそんなにお好きですか」

        「私は別に、好きでも嫌いでもないけど、純烈が賞を獲れれば、来年1年はそれで営業ができるからね」

        「そういう問題ですか」

        「はい。そういう問題です。新しい学校のリーダーズやAdoは、放っておいてもネットでどんどん宣伝してもらえるし、あえて競争するメリットが薄いなあ、と思って」

        「新しい学校のリーダーズの方が、Adoより上なのは?」

        「新しい学校のリーダーズは、昭和歌謡の匂いがぷんぷんするので、おじさま方には受けるかなと思って」

        「父ちゃんの予想って、どのくらい当たるんですか」

        「さあ……考えたらすぐ忘れるんで。ただ、YOASOBI が作品賞(即ち大賞候補)に入らないのだけは、当てていたよ」

        「なぜ、それだけは当たったのですか」

        「今年の音楽番組を見ていたら、CDにレコード、配信とあらゆる媒体をデータ化してランキングをつける番組があったんだけど、その歴代1位が、YOASOBI だったんだね」

        「なるほど〜」

        「特別国際音楽賞という聴いたこともないような賞と『アイドル』の作曲賞を与えて、『目くばりはしてますよ〜』というポーズを見せているけど、要するに積極的に賞を与える気がないんだ、と思って。まあ、『アイドル』の曲は、私なんかが思っているのより、かなり難しいんだそうだし、幾田りらがわざとボーカロイド風に歌っているのは面白いけど、YOASOBIはもう、音楽賞とかを越えたところにいるね」

        「誰にでも言えるようなことですねい」

        「私に、天性のひらめきを求められても困るなあ。予想というのは、結局つまらないところに収まるものなんだよ。これで市川由紀乃がレコード大賞を獲ったら、それはそれで面白いけど」

        「1年間食べられる理論ですね。特別賞のanoはどうですか」

        「どうと言われても……anoは『アーティスト』だからねえ。ちょっと長年のファンとしては、今後も面白いanoでいて欲しいと思うばかりです」

        「ちょっと長年というと、どのくらい前ですか」

        「2017年の『咲』からだね。つまり、にわかというほどでもないけど、グループ活動してるところから、というほどでもない程度です」

        「父ちゃん個人の、今年のベストは何ですか」

        「まあ、BABYMETAL の『Monochrome - Piano ver. -』ですかね。かっこいいからね」

        「うーむ。オラは、『オトナブルー』がレコード大賞だと思うですよ」

        「ほほう。理由は?」

        「父ちゃんと、セーラー服の解釈が正反対だからです」

        「まあ、ねえ。父ちゃんのセーラー服は戦闘服だけど、新しい学校のリーダーズのセーラー服は、いかがわしいからね」

        「父ちゃんは、ややストイックだと思うのですよ。セーラー服は、秋元康がいかがわしくしてしまったので」

        「それにはあえて反論しないが、アニメの『美少女戦士セーラームーン』(旧)は、女の子のファンも多かったんだよ。当時、セーラー服が制服の学校は、わりと少なかったらしい。これは豆知識だ」

        「なるほど」

         

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        小説歴35年、新作予定なし

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          「父ちゃん、もう3ヶ月近く空白ですが、大丈夫ですか」

          「大丈夫かどうかは知らないが、完結して現在推敲中のが1本、いまは2本目のネタ出しをしていまうs」

          「でもそれ、出るか出ないか分からないんですよね」

          「もう、いいのよ。それは」

          「いい、と言いますと」

          「いま書いている作品は、新人賞に出すんだけど、落ちたら落ちたで、まあいいのよ」

          「父ちゃんの逆ギレは、読みづらいですね」

          「とにかくいまは、書きたいものを書きたいように書こうとしているので、メジャーブルーとかにはならないわけなのね。とにかくは、自己中心的にがんばらせてくれい」

          「がんばるって……ワナビみたいじゃないですか」

          「別にそれでもいいよ。35年書いてきたんだから、干されたら干されたまでのことよ。ただ、落とした編集者と、私をあざ笑うヒトには……」

          「何するですか」

          「お前ら、この先一生、いい歯医者に出会いませんように」

          「それは地味に嫌ですね」

           

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          まだ何も決定していない次回作予告

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            「父ちゃんです。最近はFNS歌謡祭のAimer の録画を見ながら、次回作に取り組んでいるところです」

            「アシスタントのブー吉です。Aimer、いいですか」

            「いいねえ。あの人を近づけないような、情念がいいです」

            「で、予告ということですが」

            「これはねえ、まだ設定を固めている段階なんだけど、公開は早くても、2年半ぐらいかかると思うよ」

            「では、2026年ぐらいになってしまうではありませんか」

            「それまで生きてるかどうかも怪しいねえ」

            「父ちゃんもプロなんだから、せめて1年間で書き上がらないですか」

            「そのプロの部分を、一から考え直そうと思うのね。私の文章は、ひとことで言うと、粗い。それがかえって功を奏する場合もあるけれど、自分で気に入っていないことも多いのね。だから、ことばのひとつふたつから、磨き直す必要がある、と考えた」

            「思い切ったものですねえ。ふつうは、デビューしてから2、3 年で気がつくでしょうに」

            「いろいろあって、とにかくできなかったのよ。文章だけではなく、キャラクターとかストーリーとか全部考えたい」

            「まあいいですけど、それが出る頃には、早見慎司なんて誰も知らなくなっていますよ」

            「それは望む所だね。すでに、早見裕司から早見慎司に替えただけで、しゃれにならないダメージがあったしね」

            「では、遅れてきた新人、早見新人になるわけですか」

            「20点だね」

            「それはひどすぎやしませんか」

            「スルーした方がよかったかな。とにかく、たとえ紙の本がなくなっても、私は私と、数人のありがたい支持者のために、早見慎司を再開発するんだよ」

            「刊行先とか、ジャンルとか、決まってるですか」

            「まったく決まっておりません」

            「やれやれですね。まあ、年金がありますからね」

            「そうそう。その位に、力まないで、とにかく面白い小説を書きます」

             

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