うらそえ日記

奇談小説家・早見慎司(早見裕司)の公式ブログです。
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大林宣彦監督「可愛い悪魔」

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     大林宣彦監督の「可愛い悪魔」、来年2月、DVD化が決定しました。すでに予約しました。

     私は、古いVHSソフトで持っているのですが、かなり劣化してきて(沖縄の塩害はすさまじいのです……)、そうでなくとも、大林作品は必死に買っていますので、大歓迎というところです。

     「可愛い悪魔」は、ごくオーソドックスなホラー映画(TVですが)で、岸田森が重要な役で出ていますが、どういうわけか、DVDにはなっていませんでした。いや、「どういうわけか」じゃないですね。VHSで出たっきりのソフト、というのがいくらでもあります。「可愛い悪魔」は火曜サスペンス劇場で、この枠の作品がソフトになることは少ないでしょうし。

     ひとつ、心配なのは、付録が「大林宣彦監督インタビュー」の小冊子だ、ということで、ご自分では映像に出られないのか気になりますが、できれば監督にはお元気になっていただきたいのと共に、この「可愛い悪魔」がきっかけとなって、同じ火サス、円谷制作の大林作品、「麗猫伝説」も、ぜひDVDにしていただければ、と思います。

     まあ、それを言い出したら、「姉妹坂」とか「四月の魚」とか「漂流教室」とか、DVDになっていない大林作品は、いくつもあるんですが。

     

     

    少女ヒーロー読本 | permalink | comments(0) | -

    ちょっと油断したな

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       私はクレジットカードを2枚持っているのですが、そのうち1枚のほうの会社から、今月の引き落とし額がメールで届きました。

       金額が、これが微妙なんですね。今月は専門書を何冊も買っているので、それくらいになるか、いや、高すぎるかな、と考え込むような請求額。ただ、先月も今月も、私はそのカードは使っていないんですね。

       不正使用されているのかもしれない、と思って、明細のリンクを踏んだところ、ウイルスバスターが、「このサイトは危険だけどそれでもアクセスするんですか」のような表示を出して、ようやく目が醒めて、メールをよく見ると、Ccで何人もの人間に、同じメールを出していることが分かり、ちょっと薄ら寒くなりました。

       ウイルスバスターは、そんなに使い勝手のいいソフトではない、と思うのですが、こういうときのために入れている、といったこともあります。

       問題のメールを、詳しく読むと、引き落とし先が別の県になっていたり、「XXXXカード株式会社」、という、よくありそうだけど存在しないはずの会社名になっていたりで、なぜこれを信じたのだろう、と自分の間抜けさに呆れるばかりですが、金のからんだメールには、特に気をつけないといけないな、と思った次第です。

       だまされることが、ありませんように。

       

      日常 | permalink | comments(0) | -

      池田憲章さんのブログ

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         無巻の帝王(そんなことばはない)、特撮、海外テレビ映画、海野十三、と広いフィールドの研究で活躍していらっしゃる……と、いまさら説明するのもアレな感じなのですが、テレビ研究のえらいひと((C)「ウゴウゴルーガ」)、池田憲章さんが、ついにブログを始められました。詳しくは、「池田憲章 ブログ」でググっていただくと、ふたつぐらいのブログが見つかると思います。

         とにかく凄いです。圧倒的です。なぜ本にしないのか、という、貴重なお話の連続です。特に私は「ウルトラQ」のファンなので、「ウルトラQ」のこぼれ話は、魅力的です。ああ、仕事なんかほったらかして、「ウルトラQ」が見たい!

         憲章さんは、拙著「少女ヒーロー読本」(原書房)のように、対象作品を全部見て、作品論を書く、といった本も、評価して下さるのですが、その裏付けになっている、莫大な資料と取材によって、「真実」を追求しておられる。かなうものではありません。

         それはそうです。私がまだ、学校を出たてで「アニメージュ」編集部で下働きをしていた頃から、憲章さんは両手に手提げ袋を提げて(両手で、ではありません)歩いていらしたわけで、その袋からは、ものすごい資料が溢れている。お世辞を言っても一文も出ませんので、過度にほめるつもりもないのですが、憲章さんは、一本筋が通っていて、怒濤のような説得力がありました。

         そして、それはいまも、変わってはいません。

         ここのところ、一、二回、電話でお話ししたのですが、あいかわらず、筋の通った熱いお話と、こちらの立場を立てて下さる話っぷりは、年とってないなあ、この方は、と思います。私は歳を取りすぎました……。

         私の次回作へのサジェスチョンもいただいたのですが、さて、どうなるものやら。

         

         なお、当エントリーは、一回書いたものの、憲章さんを年寄り扱いしていたので、削除しました。失礼。

         

        映画 | permalink | comments(0) | -

        おめでとう鶴川第二中学合唱部

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           Nコンこと、NHK合唱音楽コンクール、今年は小学校の部と、高校の部を見逃してしまいました。慚愧の念に堪えません。

           で、唯一、中学校の部を見た(「聴いた」と言うべきですが、かえってややこしくなるのでご容赦を)んですが、まあ、いまの中学生はすごい。技術的にも、曲の難易度も、この先が怖ろしくなるほどです。

           その中で、私が一番だ、と思った東京都町田市立鶴川第二中学は、予想通り、金賞を受賞しました。おめでとうございます。

           みんながうまい中で、表現力が(ちょっとしたパフォーマンスがあるのですが、それを抜いても)ダントツに飛び抜けていて、納得の金賞でした。

           実際、いまの合唱は、すごいものがありますが、この先どうなるかを予想すると、これはスポーツと同じだと思います。100メートル走なら、私が子どもの頃には、10秒をいつ切るか、という話だったんですが、いまは9秒台で争っています。体操の技は、H何度にまで上がり、まだ先があるでしょう。合唱も、次第に向上していき、限界というものはないだろう、と思います。

           ただ、特に学校音楽の場合、指導者の良し悪しと、環境との問題がありますね。今回の大会でも、練習場所がないので、部員が特別教室などを、頭を下げて借りまくる――といった様子が見られましたが、こんな苦労はしなくていいことだ、と思います。

           それと、中学の部を見て感じたのは、参加校の減少です。合唱は、何の役にも立たない(わけでもないんですけどね)のですが、教育、というのと、刹那的な役に立つ立たないでは、測れないものがあるわけで。例えば吹奏楽部は応援に役立つから偉い、ってもんでもないでしょう。心と知性を豊かにするのが教育なのだから(もちろん体も)、その役に立ち加減は、20年、50年、一生を通じて、初めて評価が分かるものだ、と私は思います。

           まあ、何を言っても外野の言うことですから、おきき流し下さい。とりあえず、鶴川第二中学と、参加全校の皆さんに、お祝いを言わせて下さい。貴重な体験です。おめでとうございます。

           

          音楽 | permalink | comments(0) | -

          TV「吸血姫美夕」20周年

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             1997年10月7日に、TV「吸血姫美夕」の放映が開始されて(東京において)、ちょうど20周年になります。

             ……と言っても、実はその3日前、10月4日に、私は1話の白箱を渡されて、見ていたのでした。

             「白箱」というのは、完成した作品を、関係者に配るビデオテープのことで、普通、業務用の無印のテープを使っていたので、ケースが無地の白で「白箱」と言うのでした。

             私が、全話の白箱をもらっているわけではなく、ごく初期のことだ、と記憶します。このブログを読んでいる方はご存じの通り、第2話が急遽、放映中止になり、3話が2話になってしまい、また、たしか予定では、(この辺、記憶が曖昧なのですが)4話になるはずだった「セピアの肖像」が、3話になってしまう、というような、混乱がありました。

             2話が中止になった原因は、もう、いやっ、というほど書きましたので、それでも気になる方は、このブログの中を捜してみて下さい。「セピアの肖像」の前に来るはずだった「冷羽が来た」は、トラブルがあって、完成が滞ってしまい、第4話にずれこむこととなりました。

             DVDも、もう品切れだ、と思うので、放映されたバージョンで、どう変えられていたのか、など説明するといいのかもしれませんが、それは私の仕事ではありませんね。

             ちょっとだけ書いておくと、例えば1話では、

              (TV)公園の蛍光灯が切れかけているのが、冒頭、延々と映し出される。

              (本来)切れかけた蛍光灯のまたたきに、女子高生(上村)の死に顔が、明滅しながら映し出される。

             つまり、仮にも天下の平野監督が、何の設計もなく、イメージショットを延々流すわけがない、ってことです。この話数の頃は、絵コンテも、もらえたんですが、監督の描いた死に顔の、まあうまいこと、うまいこと。さすがだなあ、と感心しておりました。

             その辺、パソコン通信を(古いね、私も)始めたばかりの私は、愚直に視聴者の声を聴いて、いちいち疑問を持ったり、歯がゆい思いをしたり、そして助けても、もらいましたが、それも今は昔の話になりました。

             うーん、やっぱり、当事者の昔話は美しくありませんね。私に言えるのは、DVDで見て欲しい(私には一円も入りませんが)、ということです。

             どうも、うまく話せないのは、この作品の最大のファンが、自分だ、と言うことかも知れませんね。お恥ずかしい。

            吸血姫美夕 | permalink | comments(0) | -